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【教育】ジャイアンにのび太殴られるシーンは「いじめ助長」 台湾団体が「ドラえもん」に「異議あり」 (1001レス)
【教育】ジャイアンにのび太殴られるシーンは「いじめ助長」 台湾団体が「ドラえもん」に「異議あり」 http://peace.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1405520742/
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389: 名無しさん@0新周年@転載は禁止 [] 2014/07/17(木) 00:33:39.89 ID:280/Zkot0 藤子・F・不二雄 子どもの世界を描き、その中で「ほんとうの子ども」を活躍させるためには、 かつて自分が子どもだった頃をふりかえって、その姿を自分の主人公に投影しながら描いていきます。 じつは、意外とこれが、むずかしいことなのです。 人間は成長していくにつれて、自分の視点が少しずつ高くなってきていることに、なかなか気づきません。 小さい頃と今とでは、いつのまにか視点が違ってしまっている。 自分は、まぎれもない子どもを描いているつもりでも、ひどいときにはそれが子どもの姿をしたおとなであったり、 おとなが外から観察し概念的にとらえた子どもであったり。そういう危険性が、往々にしてあります。 ジェネレーションギャップというのも、そういうところから生じてくるのだ、と思います。 以前、電車の中で女子中学生と思われるグループが、興奮して話し合っていました。 話の内容から察すると、どうもその子たちは中学二年生らしく、さかんに嘆いているのは、「近ごろの一年生どもは……」ということでした。 わずか一年の間に、これだけのズレができてしまうのです。 ですから、自分がまぎれもない子どもだった頃の姿を、修飾したり歪曲したりすることなく、一所懸命探ろうと努力することがたいせつだ、と思うのです。 ぼく自身の経験から、意外と簡単で有効だった手が、ひとつあります。 ぼくは子どもが三人おりまして──今は、みな大きくなりましたが──ほどほどの理解力がついた頃から小学校にあがるまでの間、 ごく幼い童話から高学年程度の児童文学と呼ばれるものまで、いろいろな本を読んでやりました。 これらを読んでいて、思い当たることや、なるほどと思うこと。身につまされることや、かつて自分が子どもだった頃をあらためて思い知らされることが、ちょくちょくありました。 そもそも文学というものは、人間を追求し、人間を描くことを目的とします。 ですから、すぐれた文学を読めば、ファーブルが昆虫を冷静に観察しその生態を描いたように、 非常にいきいきとした本当の子どもの姿が描かれております。 ぼくらが子どものときに読んで、とても感激した「トムソーヤの冒険」などは、いまだに多くの人に読まれています。 百年ほど前の作品ですが、しかし、あらためて読んでみると、今の子どもたちに重なる部分が、とても多いのです。 古い作品であっても、名作と呼ばれるものの中には、おとなが読んでも面白い要素が無数にあります。 そういうものを読み取っていくことが、自分のまんがに本当の子どもを投影させていくうえで、ひとつの有効な手段ではないか、と思います。 ぼくも今まで、そんなふうにしてまんがをかいてきました。子どものために本を読んでやったという体験は、 じつは自分のためにとてもプラスになった、と考えています。 http://peace.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1405520742/389
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