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【政治】自民党、移民に関する議論を開始へ 「50年来のタブーを破る」 ★15 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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名無しさん@1周年
2016/03/04(金)23:50
ID:rjSq0Yr90(1/5)
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476: 名無しさん@1周年 [sage] 2016/03/04(金) 23:50:09.33 ID:rjSq0Yr90 怪鳥の教訓 アフリカの南東マダガスカルの東方のインド洋上にあるモーリシャス島に、ドードーと名づ けられた伝説の鳥が生息していた。全長約一米八〇糎、身の丈約八〇糎の頭と嘴の大き い怪鳥で、翼が退化して空を飛ぶことができなかった。ルイス・キャロルの『不思議の国の アリス』に登場してくる。 この鳥は、17世紀初頭にオランダ人がモーリシャス島にやってきてから約百年で絶滅し た。発掘され、再生された骨格が二体残るのみで、他にロンドンに壊れた剥製の頭部と 脚部がわずかに残存し、これら以外に、怪鳥の実在を証明するものはなく、ヨーロッパ で物語や絵に描かれたおかげで、今日に伝説として伝えられている。 ドードーはなぜ絶滅したのだろうか。オランダ人入植者の遺跡の発掘で、彼らが食糧に したのではないことが今までに分かっている。ロンドンの剥製のDNA鑑定で、この鳥の 正体は鳩であると分った。鳩の中でも、原産地が東南アジアの種目であることも分った。 約一千万年前、インド洋上の島づたいに渡来し、モーリシャス島で特異な進化をとげた ものらしい。人類発祥よりも前の話である。 モーリシャス島は深い森林につつまれ、木の実が豊富で、外敵もなく、ドードーの生存に はこのうえもない安楽な環境であった。樹木の下にいれば食べ物は自然に上から落ちて くる。空を飛ぶ必要がない。翼は次第に退化した。オランダ人が来たときにこの鳥は人間 に襲いかかり、それなりに攻撃的であった。けれども次第に森林の内部を追われ、百年 の後には、海岸の一角に追いつめれて生存し、やがて絶滅した。人間が直接手をかけた からではないらしい。人間が持ちこんだ豚や羊が彼らの天敵になったためらしい。それも 直かに天敵が彼らを襲撃したためではないらしい。 ドードーは空を飛べない鳥になっていたので、排卵と孵化は安全な樹木の上でおこなわ れずに、地上の草の上に露出されていた。外敵のない環境に、完全に無防備な生存形態 にまで退化していたのである。卵も雛も外から来た豚には恰好の餌食だった。 こうして、生態系の一角が崩れただけで、数百万年以上も安全かつ平和に暮らしていた 島の一生物があっという間に滅びてしまった。 日本もまた島国である。縄文以来、深い森林につつまれ、木の実が多く、水は豊富で、 争いも少なく、大動乱の時期はわずかに弥生期と戦国時代の二度しかない。個々人には 防衛意識もあり、外からの圧力にはそれなりに攻撃的なのだが、民族全体としては、組織 的警戒心に乏しい、完全に無防備な生存形態にまで退化してしまっていないか。空を飛 べなくなった鳥が迂闊に草の上に排卵し、雛を孵化するのと同じような、生態系を一変さ せる陥し穴に、日本民族はすでに、誰も気づかぬうちに、思いもかけず填まってしまって いるのではないか。 この広い地球上に民族の興亡の歴史は繰り返され、一民族の消滅ということも、決して 珍しくない。島国から人間が消えるのではない。住民は存続する。しかし人種混淆し、大陸 に呑みこまれ、日本という民族と民族文化がすっかり姿を消してしまうということは、歴史 の経験則から十分に起こり得ることなのである。 西尾幹二のインターネット日録(過去ログ 2002年11月18日) http://book.geocities.jp/nishio_nitiroku/tui11.html http://www.nishiokanji.jp/blog/ http://daily.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1457085300/476
怪鳥の教訓 アフリカの南東マダガスカルの東方のインド洋上にあるモーリシャス島にドードーと名づ けられた伝説の鳥が生息していた全長約一米八糎身の丈約八糎の頭との大き い怪鳥で翼が退化して空を飛ぶことができなかったルイスキャロルの不思議の国の アリスに登場してくる この鳥は17世紀初頭にオランダ人がモーリシャス島にやってきてから約百年で絶滅し た発掘され再生された骨格が二体残るのみで他にロンドンに壊れた剥製の頭部と 脚部がわずかに残存しこれら以外に怪鳥の実在を証明するものはなくヨーロッパ で物語や絵に描かれたおかげで今日に伝説として伝えられている ドードーはなぜ絶滅したのだろうかオランダ人入植者の遺跡の発掘で彼らが食糧に したのではないことが今までに分かっているロンドンの剥製の鑑定でこの鳥の 正体は鳩であると分った鳩の中でも原産地が東南アジアの種目であることも分った 約一千万年前インド洋上の島づたいに渡来しモーリシャス島で特異な進化をとげた ものらしい人類発祥よりも前の話である モーリシャス島は深い森林につつまれ木の実が豊富で外敵もなくドードーの生存に はこのうえもない安楽な環境であった樹木の下にいれば食べ物は自然に上から落ちて くる空を飛ぶ必要がない翼は次第に退化したオランダ人が来たときにこの鳥は人間 に襲いかかりそれなりに攻撃的であったけれども次第に森林の内部を追われ百年 の後には海岸の一角に追いつめれて生存しやがて絶滅した人間が直接手をかけた からではないらしい人間が持ちこんだ豚や羊が彼らの天敵になったためらしいそれも 直かに天敵が彼らを襲撃したためではないらしい ドードーは空を飛べない鳥になっていたので排卵と化は安全な樹木の上でおこなわ れずに地上の草の上に露出されていた外敵のない環境に完全に無防備な生存形態 にまで退化していたのである卵も雛も外から来た豚には恰好の餌食だった こうして生態系の一角が崩れただけで数百万年以上も安全かつ平和に暮らしていた 島の一生物があっという間に滅びてしまった 日本もまた島国である縄文以来深い森林につつまれ木の実が多く水は豊富で 争いも少なく大動乱の時期はわずかに弥生期と戦国時代の二度しかない個人には 防衛意識もあり外からの圧力にはそれなりに攻撃的なのだが民族全体としては組織 的警戒心に乏しい完全に無防備な生存形態にまで退化してしまっていないか空を飛 べなくなった鳥が迂に草の上に排卵し雛を化するのと同じような生態系を一変さ せる陥し穴に日本民族はすでに誰も気づかぬうちに思いもかけず填まってしまって いるのではないか この広い地球上に民族の興亡の歴史は繰り返され一民族の消滅ということも決して 珍しくない島国から人間が消えるのではない住民は存続するしかし人種混し大陸 に呑みこまれ日本という民族と民族文化がすっかり姿を消してしまうということは歴史 の経験則から十分に起こり得ることなのである 西尾幹二のインターネット日録過去ログ 2002年11月18日
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