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【歴史】歴史教科書見直しに坂本龍馬末裔 「一体、何の権限で…」★3 (1002レス)
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:
名無しさん@1周年
2017/12/01(金)17:08
ID:efa3m9aD0(1/4)
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432: 名無しさん@1周年 [] 2017/12/01(金) 17:08:28.26 ID:efa3m9aD0 女人禁制の山に女房連れて行って夫婦喧嘩 ピストルぶっぱなして案内の10歳の子供を泣かせ 謝ってイチャイチャして、御神体を引き抜き その様子を絵図に書き手紙を姉に送るDQNバカッター 或日の龍馬 吉井勇 http://kyukyo-do.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2014/09/18/2.jpg 或る日のことだった。わたしはやっぱり坂本さんに伴れられて、いつもの森に出懸けて往った。 その日はぽかぽか温かい、木の芽の匂がぷんと漂って來るやうな日で、目の前に聳えてゐる 霧島山の山の襞さへはっきりと分る位、空はからりと晴れ渡ってゐた。が、坂本さん夫婦の間には、 何か氣まづいことでもあったらしく、二人とも妙に沈んでゐるのが、子供の私にもはっきりと分った。 いつもの森に來たけれども、その日は如何したものだか、まるで小鳥の影さへなかった。 何處かで囀る聲だけが聴こえて、姿がまるで見えないのだから、機嫌の惡い坂本さんは、 一層苛苛(いらいら)して來たらしく、だんだん顔が蒼ざめて來ると同時に、蟀谷(こめかみ)のあたりがぴくぴく動いた。 『お龍さん。』 坂本さんは何を思ったか、さう呻くやうにお龍さんの名を呼んでから、突然森の奥の方を目蒐(めが)けて、 續けざまにピストルを二三發撃った。で、暫くじっと凄まじい反響(こだま)の音に耳を傾けてゐたが、 急に體を搖り上げるやうにして、大きな聲を立てて笑ひ出した。 『はゝゝゝゝ、もういいよ。もういいよ。お龍さん。さあ、仲直りをしよう。』 お龍さんの手をじっと握った坂本さんの目からは、私に取っては思ひがけない涙が、とめどなく頬を傳って流れ落ちた。 私達はそれからまた更に山奥の霧島温泉に往き、坂本さん夫婦はそこにゐる間に、二人きりで 霧島山に登った。その時は二人もう仲が好くって、降りて來てから父に向って、頂上に立ってゐる 天(あま)の逆鉾を、二人で抜いて見たと云ふことなぞを、笑ひながら話してゐた。 私は坂本さんと云ふと、きっとあのピストルの音を思ひ出す。その後もう六十數年經ってゐるが、 未だあの時聴いたピストルの音は、ありありと耳の底に殘ってゐるやうな氣がする。 ―――――――――――――― 父はひどく衰へてゐたが、この話をする時には、微かに頬に血の色が見え、目には涙が光ってゐた。 それを見てゐると私の目には、父の少年時代のいたいけな姿が、幻のやうに浮かんで來た。(終) http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1512106632/432
女人禁制の山に女房連れて行って夫婦喧嘩 ピストルぶっぱなして案内の10歳の子供を泣かせ 謝ってイチャイチャして御神体を引き抜き その様子を絵図に書き手紙を姉に送るバカッター 或日の龍馬 吉井勇 或る日のことだったわたしはやっぱり坂本さんに伴れられていつもの森に出懸けて往った その日はぽかぽか温かい木の芽の匂がぷんと漂ってるやうな日で目の前にえてゐる 霧島山の山のさへはっきりと分る位空はからりと晴れ渡ってゐたが坂本さん夫婦の間には 何かまづいことでもあったらしく二人とも妙に沈んでゐるのが子供の私にもはっきりと分った いつもの森にたけれどもその日は如何したものだかまるで小鳥の影さへなかった 何かでるだけが聴こえて姿がまるで見えないのだから機嫌のい坂本さんは 一層苛苛いらいらしてたらしくだんだん顔が蒼ざめてると同時に谷こめかみのあたりがぴくぴく動いた お龍さん 坂本さんは何を思ったかさうくやうにお龍さんの名を呼んでから突然森の奥の方を目蒐めがけて けざまにピストルを二三撃ったで暫くじっと凄まじい反響こだまの音に耳を傾けてゐたが 急にをり上げるやうにして大きなを立てて笑ひ出した はもういいよもういいよお龍さんさあ仲直りをしよう お龍さんの手をじっと握った坂本さんの目からは私に取っては思ひがけない涙がとめどなく頬をって流れ落ちた 私達はそれからまた更に山奥の霧島温泉に往き坂本さん夫婦はそこにゐる間に二人きりで 霧島山に登ったその時は二人もう仲が好くって降りててから父に向って頂上に立ってゐる 天あまの逆鉾を二人で抜いて見たと云ふことなぞを笑ひながら話してゐた 私は坂本さんと云ふときっとあのピストルの音を思ひ出すその後もう六十年ってゐるが 未だあの時聴いたピストルの音はありありと耳の底にってゐるやうながする 父はひどく衰へてゐたがこの話をする時には微かに頬に血の色が見え目には涙が光ってゐた それを見てゐると私の目には父の少年時代のいたいけな姿が幻のやうに浮かんでた終
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