[過去ログ] 【医療】若年層にも広がる「帯状疱疹」 コロナ禍で増加に拍車か ★9 [ぐれ★] (748レス)
上下前次1-新
抽出解除 レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
115(1): 2022/05/20(金)15:57 ID:0l3DnseR0(1) AAS
>>114
BA.2はなぜ重症化するのか
BA.2より先に報告されたオミクロン株のBA.1は、それ以前の変異株よりも感染力が強かった一方で、主に上気道にとどまっていたため、デルタ株よりも肺へのダメージが少なかったと、米ミシガン州立大学の数学者・分子生物学者のグォウェイ・ウェイ氏は言う。現在のワクチンはBA.1に対する予防効果があり、ワクチン接種者や過去の感染による免疫を持っていた人にとっては、ほとんどの場合、以前の変異株に比べてさほど重症化することもなかった。
複数の研究により、オミクロン株による重症化の全体的なリスクは、デルタ株より低いことが示されている。一方で、10歳以下の子どもの入院リスクは、オミクロンとデルタで有意な差はなく、非常に幼い子どもたちでは、オミクロン感染による入院が増加している。
また、2022年4月15日付けで医学誌「JAMA Pediatrics」に発表された別の研究からは、子どもの場合、オミクロンは以前の変異株と比較して、呼吸器感染症で入院する割合が3倍ほど高かったことがわかっている。
そして今、BA.2への懸念はさらに高まりつつある。数だけの単純な比較だが、英国では3月以降にBA.2が急増したところ、感染者数は2021年12月末のオミクロン株流行時と比較してかなり少ない一方で、入院者数と死亡者数はほぼ同程度なのだ。
ある研究は、BA.2感染がより重症化する理由を示唆している。東京大学のウイルス学者、佐藤佳氏らのチームは、実験室内でBA.2を合成し、これが鼻腔(びくう)内側の細胞でより速く成長し、肺を攻撃する傾向が強いことを発見した。このBA.2類似ウイルスはまた、BA.1のそれに比べて、ハムスターにおいてより重篤な症状を引き起こした。この論文は、2月15日付けで査読前の論文を投稿する「bioRxiv」に発表されている。
「わたしは香港や上海での状況から、BA.2の症状は以前考えられていたほど軽くはないと考えています」とカウリング氏は言う。
116(1): 2022/05/20(金)15:58 ID:7SeE0Gi50(1) AAS
>>115
BA.2に対するワクチンの効果は
3月28日付けで医学誌「The Lancet Microbe」に発表された論文によると、ファイザー社製のワクチンによってもたらされる抗体の効果は、BA.1感染よりもBA.2感染に対して全般的により高いことが示されている。
感染による免疫力の違いについてはどうだろうか。デンマークと南アフリカでは現在、前者はワクチン接種、後者は感染によって、高いレベルの免疫を保持している。両国のデータを比べてみると、BA.2とBA.1の感染の重症度に大きな差は見られない。オミクロン株の異なる系統による再感染はあるものの、ワクチン接種率の高いデンマークでは、そうした事例はまれであり、再感染は主にワクチンを接種していない若年層で起こっている。
またファイザー社製ワクチンのブースター接種は、オミクロン株のすべての変異に対して予防効果を持つことを、ハーバード大学のブルーク氏らが4月21日付けで医学誌「New England Journal of Medicine(NEJM)」に発表した。
さまざまな研究から、ワクチンの3回目接種あるいはブレイクスルー感染は、免疫系の記憶を呼び覚まし、オミクロンを含むあらゆる変異株に対して有効な抗体が作られることがわかっている。先のルーク氏らの研究では、ワクチンの3回目接種は、BA.1に対する完全な防御に、またBA.2に対する十分な抗体レベルを作り出すため不可欠であることが示されている。
米国疾病対策センター(CDC)は現在、50歳以上で3回目接種から4カ月たった人に4回目の接種を、またがん患者などの免疫系が抑制されている人に対しても追加の接種を推奨している。4月13日付けで「medRxiv」に投稿された査読前の論文によると、4回目の接種は、オミクロン株第一波のピーク時であっても、感染リスクの高い医療従事者のブレイクスルー感染を大幅に減少させたという。ブースター接種はまた、人がウイルスを拡散させる可能性を大きく減らすと4月8日付けで医学誌「Nature Medicine」に発表された。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 1.479s*