[過去ログ] 【東京新聞】ウクライナに兵器を供与し続けることが正義なのか [おっさん友の会★] (1002レス)
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544: 新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで 2023/06/05(月)10:55 ID:uANbGUMo0(2/2) AAS
(その2)
9. アメリカが勝利するシナリオもかすかに見えはじめている。中露の行動をしつけるためのアイデアや政策案、
戦略構想は集まりつづけている。依然として足りないのは、たんに中露を抑止するという点で好ましい効果を
めざす理論ではなく、もっと暴れることだってできる中露をアメリカとその同盟国にとって受け入れることの
可能な講和条件へと動機づける手段や方法についての一連のつながりをもった筋の通った理論である。
10. アメリカが勝利するシナリオの一部は、アメリカとその同盟国がもつ利害の重大さと決意を敵が見誤まって
いることを敵に印象づければ、一度失われた抑止力は回復するという考えに依拠している。しかしそれは2つの点
を見落としている。(1)敵は戦争への一歩を踏み出しており、戦略的な意味での抑止はすでに失敗している。
(2)その後のアメリカの脅しや軍事行動にもかかわらず、敵はさらに重大な一歩を進めている。つまり抑止のレベル
を変えるには、その前提となる敵の対米イメージを変える必要があるかもしれないわけで、それは一定の時間と、
アメリカにとって高いコストやリスクを伴う何らかの行動によってのみ可能かもしれない。
11. アメリカが勝利するシナリオの一部はまた、何らかの特定の軍事的能力における圧倒的な優位を見せつける
よりも、いくつものジレンマの絶妙な組み合わせのほうが望ましい優位を生み出すという軍事的ドクトリンに
基づいている。しかし組み合わせの絶妙さが何であるかは曖昧だろうし、効果を得られないかもしれない。
現代の戦争はもともと複数の軍事的分野が絡み合って複雑であり、敵へのシグナルとしてエスカレーションなのか
沈静化なのか分からなくなるだろう。
(12-25略)
De-escalation and War Termination in Multi-domain Regional Wars, 2021.05.25-26
cgsr.llnl.gov/content/assets/docs/DEWT_Workshop_Summary.pdf
以上
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