2024年のノーベル経済学賞を受賞したダロン・アセモグル教授が語る「日本はもっと移民を受け入れて大丈夫」。そのシンプルな理由★3 [首都圏の虎★] (743レス)
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(1): 名無しどんぶらこ 11/22(金)13:13 ID:XVgIEX4j0(2/3) AAS
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かつて大量の移民を受け入れてきたスイスの作家であるマックス・フリッシュが50数年前に「我々は『労働力』を呼んだが、やってきたのは「人間』であった」と言った。それは移民を受け入れる際には労働力としてしか見ていないが、彼らには各々の生活や文化があり、それが必ずしも移民受け入れ国にもともと住んでいた人々にとって受け入れられるものとは言えない。
実際、欧米では、それが原因で移民について様々な反発をもたらすこととなっている。そこまで考えた対応がない限りにおいては、移民を増やすと言うのは、将来的な禍根を残す可能性がある。先般のG7でも、移民については様々な議論があったが、欧米の議論を見る限り、移民については、どこの国においても十分に対応できていないと考えている節がある。各国の状況を見て冷静に対応することが重要である。

また移民に頼ることで、日本企業がDXや省力化投資を増やさないことも懸念となる。設備投資率が高いほど、一般的に生産性は上がる。この観点からも移民ではなく、設備投資で人手不足を乗り切るのが正論ではないだろうか。

「金利のある世界」の歩き方
石川智久(著)
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