[過去ﾛｸﾞ] こんな光る君へは嫌だ 二度目の叙任で越前へ (1002ﾚｽ)
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28(1): 2024/06/11(火)19:29 ID:Oj+aoMIM(1) AAS
(越前一国管内の巡察中に)
為時「この度巡察に参った、新任の越前守、従五位下、藤原朝臣為時と申す」
土地の有力者「ほう、そなたが、都より赴任された五位どのか？ まあまあ、腹も減っていよう。まずは芋粥なりと召し上がられよ」
為時「うむ、贅沢な酒食の供応ならば筋を通して拒むべきところではあるが、芋粥程度ならばさして支障はあるまい。それに、貧しかったわしにとって、芋粥は大の好物なのじゃ。ここは遠慮なく頂くとするか…」
(半刻あまり後に）
為時「うう、もう食えぬ！！」
有力者「何を無礼な！ 我らの折角の心づくしを食えぬなどと申すのか！ ここは是が非でもこの大鍋をすべて平らげぬ限り、生きて国府には戻さぬぞ！ 者ども、代わりの膳を早う持て！」
〜今昔物語や芥川龍之介の小説に描かれた「五位」とは、実は紫式部の父為時がそのモデルなのであるということを、知る人は実に少ない〜
・・・・・知らんけど！！！
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