[過去ログ] 【ゾンビ】ホームセンター攻防扁【ゾンビ】 その2 (790レス)
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488(2): あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/25 22:38 AAS
>479 モスモス氏
自衛隊は武器を持ってるけどゾンビは武器もない(と言うか素手)から
武器で人の形をしたゾンビを攻撃しまくっている自衛隊を
プログラム通り悪と判断したと解釈したけど、そんな感じですか?(w
何にしても無茶苦茶ワロタ。
実際にこうなったら笑ってられないけどね。
こういうコメディタッチも(・∀・)イイ!
>486
楽しめなかったにしてもちょっとしたオカルト創作だけでそんなに非難せんでも。
小難しい事考えるより楽しんだ方が得だと思うぞ。
省2
489: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/25 22:40 AAS
>>487
普通は>>486の解釈になるんじゃないかなぁ。
悪=人類なんてのは想像してなかった。
490: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/25 22:42 AAS
>>488
ああそうか。ロボットにはゾンビがよくわからんかったのか。
491: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/25 22:51 AAS
>>486
カリカリすな。どの道、実現が数世紀先のロボット寓話なんだから。
虚構の中の存在に右翼も左翼もあるかいな。
492: マテリアルさん ◆EkzNU3ykSU 02/10/25 23:41 AAS
>モスモス ◆y6aeqOM1Uk さま、
お久し&御馳走さまです。
拝読し、ブラックな笑いがこみ上げてきました。
自らが作り上げた物に復讐されるというのは皮肉たっぷりです。
ロメロ的アイロニーが込められていると感じました。
ところで、
485氏と同じく私も、密かに先行者の登場を想像していますた(w
493: モスモス ◆y6aeqOM1Uk 02/10/26 00:50 AAS
何か、物議を醸し出して申し訳ないです。
どちらかというと>>488さんの書いた感じが近いですかね。
自衛隊を敵にしたかったんじゃなく、人類を敵にしたかったんです。
増えすぎて、地球を我が物顔で支配している人類こそ地球上に住んでいる
他の生き物(ゾンビは死んでるけど(w)からすると「悪」なのではないか?という話にしたかったんですが・・・
誰から見て「悪」なのかって事ですね。
まあ、ショートショートなんで、気軽に読んでください。
>>485さん、 マテリアルさん、私も想像しながら書いてました。
股間ビームはちょっといやだったんであえてシリアスにしましたけど(w
494: モスモス ◆y6aeqOM1Uk 02/10/26 00:53 AAS
ちなみに、「寄生獣」からヒントを得ました。
ゾンビも寄生獣も、同じ理由で生まれてきたのか?と。
495: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/26 08:18 AAS
良スレだな。
スレの維持担当者までいるなんて、羨ましい。
うちのスレにもデータ落ち防止維持担当者欲しい。
496: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/26 10:38 AAS
全くだ。昨日、半年間細々と保守し続けていたスレが
落ちてしまった身としては、本当にうらやましい…
とりあえず、保守頑張ってください!
497: 鳥 02/10/26 20:21 AAS
(1)
暴動以前から奇妙な事件は立て続けに起こっていた。
狂犬病のような類の伝染病が流行っていると言うニュースは
チラリと見たが、こんなに蔓延するとはだれも思っていなかった。
伝染病は暴動へと変わっていった。まさかこんなに続くとは。
皆が恐怖を覚えたのはテレビだろう。その時ニュースの中継は
誰もいない繁華街で暴動を制圧するためにバリケードを築いた
機動隊のものであったが、ふらりふらりと近づいてくる暴徒たちは
有刺鉄線のバリケードを何も気にする事無く進もうとしている。
その時テレビに映ったもの。
省5
498: 鳥 02/10/26 20:22 AAS
2)
その映像を見た人は何人いたのだろう?
あれ以来ずっと電話が通じなかった。おそらく回線がパンクしていたのだろう。
そんな時、母からの電話が鳴った。
「ああ、通じた。あんたそっちは大丈夫ね?」
「今の所ここら近所は大丈夫。一応、外に出ないほうがいいみたいだけど。
お母さんは大丈夫?」
大学生である金田サトシは田舎に住んでいる母の事がずっと気がかりであった。
何度かけても繋がらなかった電話。それがやっと向こうからの電話で繋がり、
母の声を聞きすこし安心した。
省6
499: 鳥 02/10/26 20:23 AAS
(3)
金田はそう伝えて電話を切った。
あれは怪我人じゃない。常識では考えられない事が起こっていると金田は推測していた。
金田の実家へは車で半日もすれば帰れる。
いつもは電車で帰っていたが、暴動のせいで稼動していなかった。
金田は締め切ったカーテンを開け、外を眺めた。太陽の光がいつもと変わらず
照らし続けている。金田の部屋はアパートの2階で、向かいの一軒家の部屋が
丸見えだ。若い女が住んでいるわけでもなく、夫婦と子供1人が住んでいた。2階は子供部屋で
10歳くらいの少年がつまらなそうにボール遊びをしていた。
ふと少年と金田は目が合い、金田は視線を斜め前にそらし、カーテンを閉めた。
省8
500: 鳥 02/10/26 20:23 AAS
(4)
「あのね、明日田舎に帰ろうと思ってるんですけど、君、どうします?」
金田はカップラーメンをすすりながら話した。
洋子は金田の奇妙な箸使いが気になりながらも答えに戸惑っていた。
「家の田舎はさ、なんか全然大丈夫みたい。もし良かったら
ほとぼり冷めるまで一緒に避難する?」
「…いいんですか?」
洋子は期待していたように答えた。聞くと洋子の実家は北海道で、
交通機関が麻痺している今では帰る事が出来ないという。
都市部に近いこの町では安心ができない。
省5
501: 鳥 02/10/26 20:24 AAS
(5)
戻ってきた洋子が手にしていた物は抱えきれない程の服!
金田は笑いが込み上げてきたが洋子は真剣だ。特に他に荷物も無かったので
車のスペースは十分にある。金田はとりあえず荷物を車に積みに行った。
もう18時を過ぎていて、うっすらと暗くなっていた。
金田は下に止めてある車へ荷物を積んだ。あとは明日の朝に出発だ。
車の隣においてある埃をかぶったバイク。まさか盗られたりしないよな…。
金田は胸ポケットに手をやり、タバコを探した。ポケットは薄い感触。
「タバコ買いに行くぐらい大丈夫だろう・・・」
包み紙を握り締めながらタバコ屋へ行った。
省5
502: 鳥 02/10/26 20:25 AAS
(6)
「君、ここらの人?そう・・・。あのね、なんというか、その・・・」
当然、外にいる事を注意されると思っていた金田は、警官の予想外の態度に驚いた。
「尾崎さん、はっきり教えてやった方がいいですよ。」
若い警官が先輩らしき警官にしきりに言う。どうやらただ事ではなさそうだ。若い
警官が窓を開けて身を乗り出した。
「あのさ、あのー、逃げた方がいいよ。あのね、俺達となりの町から来たんだけど、
けっこう居るよ。あの、死体が動いてる奴。ってゆーか、物凄く多い。多すぎる。
ここもさ!もうすぐ来るよ!どこに逃げていいかわからないけど、とにかく人口が
少ない所へ逃げたほうがいい!」
省8
503: 鳥 02/10/26 20:28 AAS
パトカーを良く見ると、ボロボロだ。沢山の手形に毛髪。異様な匂いがする。
呆然とする金田をよそに、パトカーは進みだした。
ああ、逃げてきたんだな・・・金田はそう理解した。
途中パトカーは止まり、顔を出した若い警官が頭を狙え、噛まれると感染するぞと叫んだ。
「すぐに出発しよう・・・。」
金田は小走りにタバコ店へ急いだ。
案の定シャッターは閉まっている。外にある自動販売機は売り切れを示す赤いライトばかりだ。
「あぁ、わかばしかない…。」
いつも吸っている銘柄はない。だが、喫煙者は吸えるならなんでもいいのだ。
タバコがなければ、灰皿の中から灰だらけの吸殻でも火をつける。
省4
504: 鳥 02/10/26 20:30 AAS
(8)
チラリとその男を見ると様子が変だ。
青白い無表情な顔で宙を見ながらゆっくり歩いている。
うつむき加減で、目だけはその男を凝視しながら金田は思った。
「あれって、もしかして・・・」
金田は距離を置きながらすれ違おうとすると、その男はこちらに近づいてきた。
「!!!!!!!!」
金田は小走りに逃げた。ゆっくりと方向転換をする男の背中には何かが刺さっている!
省4
505: 鳥 02/10/26 20:31 AAS
(9)
「道に看護婦はおかしいだろ!」
金田は2人に挟まれる形だった。辺りには対抗できる武器らしきものはない。
反射的にフェンスを飛び超え、空地に出た。看護婦と男は、へたり込む金田の前に歩いてく
る。
「ガシャーン」
肩ほどの高さのあるフェンスが2人を止めた。年増の看護婦は眼球が異様に乾燥していた。
2人の『ゾンビ』は金網を超える事ができないようだ。
金網に指を掛け、ゆさゆさと揺らす“死体”を前に、金田は夢を見ているようだった。
家までは300mの一本道だ。
省2
506: 山好き@ ◆U0WxN8c4sc 02/10/26 23:33 AAS
>>497-505
鳥様、乙です。
これから、行きます。でコテハン付けました。以前はトリップだけでしたが。
507: 山好き@ ◆U0WxN8c4sc 02/10/26 23:34 AAS
(1)
「散布用意!」機長からの声がインカムから響く。
私の乗ったC−130は、後部搭乗口を開け始めた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
追憶モード
あの日から、日本の主要部は死人が支配している。人間が住んでいるのは、一部島嶼地帯に
限られていた。沖縄は圧倒的な米軍の軍事力のおかげで、死人化は免れている。北海道は自衛隊
が保持していた。俺達が乗った機が離陸した大島は、一時全島死人によって完全制圧されていた
が、洋上からの艦砲射撃、空爆、そして陸上部隊の上陸によって人間の手に戻された。周囲の島
は、まだ死人の制圧下にある。大島が奪還されたのは、空港があるからだった。
省9
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