[過去ログ] 【ゾンビ】ホームセンター攻防扁【ゾンビ】 その2 (790レス)
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1(2): マテリアルさん ◆EkzNU3ykSU 02/10/11 13:11 AAS
前スレ:【ゾンビ】ホームセンター攻防扁【ゾンビ】
2chスレ:occult
が512KBを突破してしまいましたので、
責任をとって新スレを立てさせていただきます。
(1000ゲッターの皆様、ごめんなさい)
このスレのお約束は、>>2-5あたりのどこか。
771(2): あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/11/08 00:35 AAS
同じ世界観を共有して書いていく、シェアードワールド的な作品は大変好きです。
PIP様、はずかしいけれど様、はずかしいにゃぁ様、せれぞれの個性がとっても光ってます。
・・・ところで、保管サイトみたいなものってないんでしょうか?
前スレしらないので、呼んでみたいです。
772: PIP ◆dve/1Ebaqs 02/11/08 00:49 AAS
AA省
773: はずかしいにゃあ・・・ほんとにごめん 02/11/08 00:54 AAS
AA省
774: はずかしいにゃあ・・・ほんとにごめん 02/11/08 00:54 AAS
どうやら、対ソ連用に配置されてた強力な自衛隊の陸上戦力のおかげでゾンビの鎮圧に
成功したらしい。90式もまさかゾンビ相手に活躍するとは思わなかったろうな。自衛隊としては
北海道を維持するのがいっぱいいっぱいで、本州に手を出す予定はないらしい。
沿岸あたりに艦艇を派遣して、生き残りを北海道に運ぶ。それで精一杯みたいだ。
とにかく目的ができたのはいいことだと思う。港までいければなんとかなりそうなんだから、
先の見えない立てこもりなんかよりよっぽど気が楽だ。姉妹もそのことには賛成してくれた。
でも問題はどの港を選んでどうやって行くかってことだ。
775(1): あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/11/08 01:06 AAS
正直な感想として、最近のはずかしいけれどさんの作品は
さっぱり面白くない。
わざとらしいとすら感じられるポジティブさと、
異様に寒い台詞まわしが興醒めで、読んでいると不愉快に
なる。
もちろん、これは私一人の感想であって、万人が私と
同じように感じる訳でもないし、はずかしいけれどさんの
作品を面白いと感じる人もいるだろう。
それにここは小説の新人賞発表の場ではないのだから、
駄作も傑作も等しく発表の権利がある。
省14
776: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/11/08 01:17 AAS
>>775
>評論家に小説の才能はいらない。いるのは評論の才能だけだ。
(ププッ...
あると思ってるんだ...
777: PIP ◆dve/1Ebaqs 02/11/08 01:18 AAS
>775さん。見事に感想からスルーされたPIPです。
アイザック・アジモフは
「評論家は大変だ。全ての小説はスタージョンの法則にしたがっている。
ひとつの作品をもらさず読み、感情を排して的確に評論することなど私にはできない。
彼らはそれだけの苦労をして評論をしているのだ。
ただ私は自分の作品の評論を読みたくない。
なぜなら評論もスタージョンの法則にのっとっているからだ」
といったことを言っていました。
評論は大変だと思いますが、「駄作も〜」や「不愉快〜」といった表現を使わなくてもよろしいかと存じます。
貶す事と批判と批評は皆似て非なるものと思っております。
省2
778: はずかしいにゃあ・・・ほんとにごめん 02/11/08 01:23 AAS
「うーーん。東北は問題外だね。遠すぎる」
「そうね」
「かといって木更津東京川崎横浜は都内を横切るわけだからあまりにも危険すぎる。
人口密度がすごいからゾンビもうじゃうじゃいるだろうし」
「そうね」
「常陸那珂とか鹿島が無難なのかなあ」
僕は地図を取り出す。どっちも人口が多いところを通るわけでもないし。
国道を利用すれば簡単に行けそうだ。
「常陸那珂と鹿島のどっちがいいと思う?」
「さあ、どっちも良く知りませんし」
省6
779: はずかしいにゃあ・・・ほんとにごめん 02/11/08 01:24 AAS
次はどうやって行くのか決めないと。電車が動いてればすぐなんだけど。
「電車はどうかな」
思わず口に出した僕に姉妹は憐れむような視線を向けた。
「動いてるわけ無いでしょう」
「お兄ちゃん頭悪ーーーーい」
わかってるよ。ついうっかり口に出たんだよ。
「車はどうだろう」
「わたしは免許ないですし」
「あたしも運転できなーーーい」
そりゃあそうでしょう。
省14
780: はずかしいにゃあ・・・ほんとにごめん 02/11/08 01:49 AAS
というわけで僕らは、国道を自転車で走ってるというわけだ。思ったとおり、そこかしこで
立ち往生した車で道路が塞がれてる。食い散らかされた死体もよく見るし。自転車を選んだのは
正解だった。なんとか車を手に入れても数キロも行かないうちに立ち往生していたろう。僕らは
すいすいと車をよけて目的地に向かう。
ゾンビに噛まれた後、車の中で死んでゾンビ化したのだろうか、脇を自転車で通り過ぎるたびに
僕たちに襲い掛かろうと中からガラスをたたくゾンビもいる。ドアをあければいいんだろうけど
ゾンビになるとそれも出来ないようだ。
「あははーーー。ばーかばーか」
瑠璃はそんなゾンビに向かってあかんべえをしたりする。余計な刺激を与えるなって何度言っても
聞く耳持たない。
省7
781: マテリアルさん ◆EkzNU3ykSU 02/11/08 02:18 AAS
>>771
ほれ、うpしてきたぞ。
外部リンク[htm]:www.globetown.net
ただし、前スレ506からだけどな。
それと、このアプロダじゃ三日と持たないだろうから落とすなら早くした方がいいぞ。
782: はずかしいにゃあ・・・ほんとにごめん 02/11/08 02:22 AAS
僕らはとうとう海が見えるところまで来た。ここまで来るのになんだかんだで一週間かかった。
夜はゾンビのいなさそうな民家選んで泊まった。選んだ家に運悪くゾンビがいたらさっさと
逃げ出して別の家を選べばどうってことはなかった。勿論夜には姉妹の誠心誠意の名に恥じない
素晴らしいご奉仕があった。まあ、それを楽しんでたのはむしろ姉妹の方だろうけど。
「あ、お兄ちゃんみて。船が来てる」
本当だ。遠いからよく見えないけど確かに来てる。なんか拍子抜けだなあ。
これで北海道に行けば後はまあ、普段のような生活なのかあ。なんかつまんないなあ。
北海道では姉妹もあんなことしてくれないだろうしと、ちょっぴり残念な僕。
「さあ、はやく港にいこう」
船は見えるし、港も見えるけどこれが結構遠い。港についたのはそれから1時間後だけど・・・
省11
783: はずかしいにゃあ・・・ほんとにごめん 02/11/08 02:41 AAS
「あと一週間時間つぶさないと・・・まあまあマッタリしましょ」
僕は誤魔化すように明るく言う。
「大学のときの友人の家が近くにあるからそこにいこうよ。このへんの住人はとっくに
避難したみたいだから多分もう留守だろうけどね。友人の家は大学時代遊びに行ったことも
あるから、ちょっとは回りのこともわかるし万が一ゾンビに襲われても逃げやすいと思うよ。
もっとも死体はそこかしこにあるけど、動いてるゾンビが全然いないから安全だと思うけど。
きっと港の周辺は自衛隊が征圧したんだろうね」
久しぶりの友人の家についた。誰もいない。当然だろうな。とっくに避難してるかゾンビに
なって自衛隊に撃たれたかのどっちかだろう。なんといっても知ってる所に来ると落ち着く。
僕たちは持ってきた食料で夕食をすませると、お楽しみの時間へと突入した。
784: マテリアルさん ◆EkzNU3ykSU 02/11/08 02:55 AAS
・はずかしいけれど ◆QF0ypwgJ42 さま、
遅れ馳せながら、>>739 では敬称を落としてしまい、申し訳ございませんでした。
なんか、「ケンシロウ」という文字が出てくるたびに、その人物が目に浮かぶようです。
読み進めながら、キャラクターが動いてるなぁ、と感心してます。
守備隊編のどんでん返し、期待しております。
・PIP ◆dve/1Ebaqs さま、
>一応プロットおよび伏線はできてます
いよいよもって楽しみです。個人的なことですが、私は銃が出てくる話って
(現実には日本ではほとんど実物に接することがないゆえに)大好きなんです。
そんなわけで、>>732 に出てきた9mmパラ用の銃がなんなのか気になっていたりします。
省8
785: はずかしいけれど ◆QF0ypwgJ42 02/11/08 03:07 AAS
はじめに 775様ご指摘ありがとうございます。
少し自分の手法からはずれたような気はしていたのですが、なにぶん人数が増えてくるとむずかしいを通り越して、少々パニック気味です。
もうしばらくご辛抱ください。
では、ストーリー再会です。
786: はずかしいけれど ◆QF0ypwgJ42 02/11/08 03:07 AAS
立てこもりを始め早10日あまりが過ぎたろうか? 良くも悪くも男女の仲は
深まっていくようだった。
真由美ちゃんとケンシロウはかなりのところまで進んでいるようだったが、自然の摂理として干渉はしないようにしてきた、しかし元来優しい彼のこと、彼女の考え方に同調する機会が増え始めているのが気になった。
ある雨の日 新たな動きがあった、自衛隊で使う高機動車が現れたのである。
自衛隊か?一瞬喜びながら駐車場に招き入れると、出てきたのは若い男一人であった。
彼は 一之瀬尚也と名乗ると、物資を分けてくれ無いかと言った。
久しぶりに出会う人間に、外の状況を聞きたいから飯でも食っていってくれと頼むと
彼は渋々了解した。
ただ、食事も無言で愛想のない彼に、真由美ちゃんは嫌気がしたのだろう、すぐに席を立った ケンシロウも後を追うように・・・・
彼はどうでも良いような表情でコーヒーをすすり始めた。
省13
787: はずかしいけれど ◆QF0ypwgJ42 02/11/08 03:10 AAS
次の日、尚也は「じゃぁな!」それだけ言うと去っていった。
真由美ちゃんは 変なやつが去ってせいせいしたと悪態をついていたが、なぜか心強い味方が消えたような気がした。
ルリルリもそうだったのか車が消えるまでフェンスから離れようとしなかった。
それから4日後、運命の日がやってきた。
そう放送局らしきヘリコプターが見えた、発煙筒を炊くとそれは2,3度上空で旋回した後着陸した。
中から出てきたのは女性のキャスターだった、どうやら自衛隊基地経由で来たらしい。上空から見る限りでは未だあちこちに籠城しているようだが、着陸出来たのはここだけらしい、しかもまだ各家庭単位での籠城も有るらしいのだった。
「ここなら、沢山の人が生活できますね♪」脳天気に取材している、真由美は得意げに
インタビューに答えているが、言い様の無い不安が胸に広がった。
「この周波数は生きてますから」帰りがけにキャスターはメモをくれ「避難民をよろしく」と 笑いながら上空に消えていった。
788: はずかしいけれど ◆QF0ypwgJ42 02/11/08 03:11 AAS
結局どこも統率が取れないのか?人数がいても?!
尚也の言葉が重くのしかかって来た。
それは次の日の事だった、教えてもらった周波数でラジオを聞いていると、避難場所情報が流れてきた、メモを取りながら聞いていると最後に
「○○市○○町のホームセンターには 避難民受け入れ体制が有ります・・・」
マズい!!直感で感じた、ルリルリも不安そうにこちらを見つめる、危険本能が囁く
「急げ、時間がない!!」 ケンシロウにも説明するが、真由美の大丈夫よ!の
一言で及び腰だった。
「どうしても行くのか?」「ああ、頃合いを見て戻る」挨拶もそこそこに僕たちは
車を発進させた。
すれ違いに、わらわらと人々が駆け込んでゆくのが見えた、その中には傷を負った人も
省2
789: はずかしいけれど ◆QF0ypwgJ42 02/11/08 03:11 AAS
「離ればなれになるのに良いのか?」助手席のルリルリに聞く、「いいの・・」
一息おいて「お姉ちゃんにはけんしろうさんがいるし・・・でも私には」
こちらを見つめながら「おにいちゃんしかいないもの・・・」目が潤んでいた。
「つらい旅になるかもしれないぞ、良いのか?」
「最後まで私を守ってね」小さく呟く・・・
『死ぬときは一緒さ!』心の中で答えて 僕はアクセルを踏み込んだ。
「生き抜いてやるさ、尚也の親切に報いるためにもな」そう呟きながら・・・
#### 第一部 完 ####
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