[過去ログ]
【皇太子夫妻にまつわる怖い話】 第八十五話 (1001レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
30
:
雛鍔2/3
2008/03/13(木)22:00
ID:awlJWo2C0(6/7)
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
30: 雛鍔2/3 [sage] 2008/03/13(木) 22:00:03 ID:awlJWo2C0 さらに、三十年近い歳月が過ぎて、三笠宮家に生れた大勢のお子さんのうち、英国帰りの髭の殿下がよく似ていると評判になり出したころ もと、南極越冬隊長村山雅美さんから、うちへ電話がかかった。 「突然だが、君なあ、三笠宮家へ行って髭さんに話をしてくれないかね」 「僕が?髭の殿下に話をする?御進講ですか。僕は宮様に御進講するような学問的あれは……」 「うぬぼれるな、馬鹿。御進講じゃない」 村山隊長の説明によると、髭殿下が下情に通じるべく、各界の少し変な人物にも会って四方山話を 聞こうという、定例勉強会のようなものらしかった。 「実は、俺がきょう話してきた。話をした者が次のお相手を推薦する慣例になってるんだ。 二時間ばかり何か雑談をすりゃいいんだから、とにかく行けよ」 と命令口調で言う。 村山さんは、海軍予備学生の一期先輩であって、一期先輩鬼よりこわい。アイアイサーと承知し、 約束の日の午後、おそるおそる赤坂の三笠宮家へ乗り込んだ。 おそるおそるというのは、―――宮様も哺乳類ヒト科、われわれ人間と別ものだとは思っていないけれど、 二千年つづく天皇家の一族で、そこには古来伝わるしきたり、古い特殊な言葉づかい、一般とはかなりちがうものがあるだろう。 かげでは「お髭さん」などと言っていても、面と向かえばやはり「殿下」と申し上げねばなるまいが、それにつづく敬語をどうするか。 「殿下、お忙しくておいで遊ばすのでございましょうね」 そんな言い方しようとすると、舌がもつれるがナ。 会ってみたらしかし、心配無用、髭さんはざっくばらんで、父宮母宮のことも 「うちのおやじ、うちのおふくろ」 と称している。 http://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1205386179/30
さらに三十年近い歳月が過ぎて三笠宮家に生れた大勢のお子さんのうち英国帰りの髭の殿下がよく似ていると評判になり出したころ もと南極越冬隊長村山雅美さんからうちへ電話がかかった 突然だが君なあ三笠宮家へ行って髭さんに話をしてくれないかね 僕が?髭の殿下に話をする?御進講ですか僕は宮様に御進講するような学問的あれは うぬぼれるな馬鹿御進講じゃない 村山隊長の説明によると髭殿下が下情に通じるべく各界の少し変な人物にも会って四方山話を 聞こうという定例勉強会のようなものらしかった 実は俺がきょう話してきた話をした者が次のお相手を推薦する慣例になってるんだ 二時間ばかり何か雑談をすりゃいいんだからとにかく行けよ と命令口調で言う 村山さんは海軍予備学生の一期先輩であって一期先輩鬼よりこわいアイアイサーと承知し 約束の日の午後おそるおそる赤坂の三笠宮家へ乗り込んだ おそるおそるというのは宮様も乳類ヒト科われわれ人間と別ものだとは思っていないけれど 二千年つづく天皇家の一族でそこには古来伝わるしきたり古い特殊な言葉づかい一般とはかなりちがうものがあるだろう かげではお髭さんなどと言っていても面と向かえばやはり殿下と申し上げねばなるまいがそれにつづく敬語をどうするか 殿下お忙しくておいで遊ばすのでございましょうね そんな言い方しようとすると舌がもつれるがナ 会ってみたらしかし心配無用髭さんはざっくばらんで父宮母宮のことも うちのおやじうちのおふくろ と称している
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 971 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.159s*