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◇ 心霊ちょっといい話 ver.15 ◇ (1001レス)
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2009/09/10(木)21:31
ID:fadACYG40(6/7)
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108: 6 [sage] 2009/09/10(木) 21:31:48 ID:fadACYG40 看護師さんや助産婦さんに聞いてみようかとも思ったけど、 頭おかしいんじゃないかと思われるような気もして、 何となく聞けないまま退院の日になった。 母が長男にいそいそとベビードレスを着せたり帰り支度をしている間、 私は助産婦さんから検診の案内や家族計画の説明を受けて 病室に帰りかけたとき、廊下の隅からおばあちゃんが手招きしていた。 近寄っていくと、「あんたは次はもっと速いはずだから陣痛が来たらすぐに 来るんだよ」と耳打ちして消えた。 「ええ〜、また嘘つかないとダメじゃん」と思わず言ったら、 おばあちゃんはまたぱっと現れて、 「H夫(先生の名前)もまだまだだからね」とため息をつき、 「ばあちゃんがそう言ったからって言えばいい。かまわないからすぐ来な」 と言ってくるっと背中を向けた・・・と思ったらまた振り返り、 「ヤブってわけじゃないんだからね。どんないい医者にもどうにもできないことも ある。ただH夫もまだまだ精進しなきゃならんってことさ」と言ってまた消えた。 今度はもう呼んでも現れなかった。 そっか、先生のおばあちゃんだったのかと何か納得して 帰る前に挨拶に行ったときに全部話してみた。 すると、先生は「参ったな・・・それ、私のばあさんでもないんだよ」と 頭をかいて笑った。 「父の代から居るらしいけど、父も心当たりがないと言ってる」と言った。 先生も先代の先生もおばあちゃんを直接見たことはないらしいが、 おばあちゃんの診断は1度も間違ったことがなかった。 近年、医学は発達し、医療設備が整い、産婦の危険が少なくなるにつれて おばあちゃんが出現することは減ってきた。 先代の先生の小さな産院だった頃は頻繁に現れたそうだ。 先生は「すごく久しぶりに聞いたよ。まだ居てくれたんだな」と ちょっと嬉しそうに見えた。 次回の出産時(いつなのかも分からなかったが)も早めに来ることを約束して 私は長男と退院した。 http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1251510512/108
看護師さんや助産婦さんに聞いてみようかとも思ったけど 頭おかしいんじゃないかと思われるような気もして 何となく聞けないまま退院の日になった 母が長男にいそいそとベビードレスを着せたり帰り支度をしている間 私は助産婦さんから検診の案内や家族計画の説明を受けて 病室に帰りかけたとき廊下の隅からおばあちゃんが手招きしていた 近寄っていくとあんたは次はもっと速いはずだから陣痛が来たらすぐに 来るんだよと耳打ちして消えた ええまた嘘つかないとダメじゃんと思わず言ったら おばあちゃんはまたぱっと現れて 夫先生の名前もまだまだだからねとため息をつき ばあちゃんがそう言ったからって言えばいいかまわないからすぐ来な と言ってくるっと背中を向けたと思ったらまた振り返り ヤブってわけじゃないんだからねどんないい医者にもどうにもできないことも あるただ夫もまだまだ精進しなきゃならんってことさと言ってまた消えた 今度はもう呼んでも現れなかった そっか先生のおばあちゃんだったのかと何か納得して 帰る前に挨拶に行ったときに全部話してみた すると先生は参ったなそれ私のばあさんでもないんだよと 頭をかいて笑った 父の代から居るらしいけど父も心当たりがないと言ってると言った 先生も先代の先生もおばあちゃんを直接見たことはないらしいが おばあちゃんの診断は1度も間違ったことがなかった 近年医学は発達し医療設備が整い産婦の危険が少なくなるにつれて おばあちゃんが出現することは減ってきた 先代の先生の小さな産院だった頃は頻繁に現れたそうだ 先生はすごく久しぶりに聞いたよまだ居てくれたんだなと ちょっと嬉しそうに見えた 次回の出産時いつなのかも分からなかったがも早めに来ることを約束して 私は長男と退院した
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