[過去ログ] オカルト板 休憩所 3カ所目[転載禁止] (773レス)
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441: 2018/03/15(木)17:41 AAS
16 :(名前は掃除されました) :2008/10/22(水) 07:27:40 kZj0Opp8
このスレ隊見て昔読んだ本を思い出した。ググってもタイトルがわからなかったけど。
大きな古いお屋敷が主人が亡くなった後長い間放置されていました。
その主人の一人息子である学者がそこに住まう事になり引っ越してきました。
荒れ放題の屋敷にはどの部屋にも蜘蛛の巣、埃、カビ、そして何十人もの幽霊が住み着いていました。
その屋敷は誰もいないはずなのに騒音がするため幽霊屋敷と呼ばれ怖がられていました。
学者は研究以外の事にはまったく無頓着、一部屋だけを研究用に使い幽霊達を怖がりもしませんでしたが、研究を始めるたびにわざと騒音を鳴らし話しかけてくる幽霊たちに研究に没頭できないと、幽霊退治協会に出かけ、幽霊を退治できる人をよこしてくれるように頼みました。
次の日やってきたのは若い女性。荒れ放題の屋敷を見て「1週間はかかるわね。」
女性が始めたのは大掃除。1階の部屋から一つずつ、窓を開け放ち、カーテンを洗濯、蜘蛛の巣を取り、埃を追い出し、カビを退治していきました。
慌てた幽霊たちは掃除の邪魔をしようと音をたてたり、わざと怖い声を出して女性を追い出そうとしますが女性は「この屋敷は全部綺麗にするわ。そうしたらあなた達はこの屋敷にいられなくなるんだから。」
そしてピカピカになった部屋から汚い部屋へと幽霊たちは移動していきます。
最後の部屋を綺麗にした瞬間、幽霊たちは悲鳴を上げて窓から外に逃げていきました。
学者はすっかり綺麗になった屋敷を見て、ひげを剃り散髪に行き、女性にプロポーズ、二人は結婚し、部屋はいつもきれいで幽霊たちは二度と現れませんでしたしたとさ。
家が散らかってると、何かをしようとしても何か集中できないし楽しめない事が多いのはこんな理由かな。
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