[過去ログ] マソン結社の組織と秘密 (73レス)
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31: 2023/08/23(水)22:17 ID:/gwB3lpc0(1) AAS
巧妙極まる脱法行為
Dまったく戦慄ものですね。しかし結社の秘密を守るというこうした厳粛な宣誓も、どちらかといえば、単に形式上のもので、実行とは縁の遠いもののように思えますが…?現にグラン・トリアン派は特別な雑誌を発行していて、これは絶対秘密という建前とは反しているようですが?
Rなるほどそうも考えられますね。その雑誌゛Le Bulletin du G∴O∴ル ブルタン デュ グラン トリアン゛は、以前国立図書館へ納付されていましたから、誰にでも読まれているはずです。しかしその編集方法は、たとえ秘密が漏れても最小限度にとどめるといった具合になっているのです。編集に当たっていた一マソン結社員が総会で質問者ムールニェに答えたところは次の通りであります。
『貴下もすでにお気づきのことでしょうが、何か重要な事項がでてくると、別の埋草的な文字が差し替えてあるのです。本当に大切な事柄は十中八九まで隠してありますが、これはまた当たり前のことで、ある種のことが世間へ知られることは、我々にとって危険を意味するからです。』(グラン・トリアン、1893年度総会報告書503頁)
Dマソンはなかなか用心深いとみえますね、お言葉では゛Le Bulletin du G∴O∴ル ブルタン デュ グラン トリアン゛が国立図書館へ納本されているとのことですが…
Rそれは以前のことです。実のところあなたのそのお訊ねを待っていましたので、その点からしてもあなたはマソンがなんのための秘密結社であるかをよく了解されていることでしょう。つまり1896年以来は、(実にマソン的な奸計によって)法律上の規定があるに関わらず、この雑誌は納本されなくなったのです。それについては次のような1896年度総会報告書が事実を明らかにしています。
『フラン・マソン結社員ダゼ(発言)……我々はグラン・トリアン委員会において結社の利益を考えました結果、従来のBulletin(ブルタン)に変更を加え、印刷物という性質を帯びて公衆に渡るおそれのあるような内容を、全然取り去ることのしたのであります。我々は納本を強いられるような雑誌風のものを印刷する必要がないことを認めました。したがって名称もBulletin(ブルタン)からCompte-rendu(コント ランデュ・報告書)へと変更しました。」』
32: 2023/08/23(水)22:17 ID:GhqaMxol0(6/8) AAS
Dなるほど、独特な高飛車なやり方をさけたのですね。しかしこのようにまでペテンにかけられた当局者は早速追求の手をのばすでしょうが…?
Rところが、この脱法行為は当局と馴れ合いの上でのことで、当時国立図書館宛に詰問書が提出されたこともありましたが、それに対して館長は、遺憾ながらこの脱法行為に自分は制裁を加える権能がないと声明しました。また同様な詰問書が文部、内務の両大臣に送られましたが、前者は権限外を理由とし、後者は全然回答いたしませんでした。
33: 2023/08/23(水)23:40 ID:GhqaMxol0(7/8) AAS
厳格な秘密漏洩の取締まり
Dけしからんわけですね、昔は王者の礼ということが言われたもので、これは政務あるいは臣下との交渉に几帳面であることを指したのですが、第三共和国以後においては大臣の礼さえ人の口にのぼらなくなりました。さて、それはそれとしてグラン・トリアンの会員に対する厳格ぶりについて、何かその他にこれはといった立証的事実をご存じでしょうか?
Rマソンの中に口軽な者がいて何かの機会から局外者におしゃべりしますと、その者は疥癬病みの羊としてフレールから過酷な取り扱いを受けるのです。その一例として一マソン代議士の場合を掲げることができます。
Dそれをお話しください
Rではグラン・トリアンの本部から出ている印刷物(1898年3月19頁)に出ているものを引用することとしましょう。
『フラン・マソン結社員エドガール・モンテイユ氏は、委員会に対して゛Runionレユニオン゛の代議士マソン結社員というマイ氏が最近ジャンヌ・ダルク記念祭日の制定に関する法律案について、下院でとった態度はすこぶる遺憾である、と陳述した。つまりマイ氏はマソン間の秘密を破り、彼が名誉会員に なっている゛Clemente Amiti?? クレマント アミイティエ゛ロッジュからマソン議員のみに当てられた回覧の所々を演壇で読み上げたというのが、モンテイユ氏の指摘した遺憾なのである。」
Dフラン・マソン結社員エドガール・モンテイユ氏といえば、お目付け役といった存在ですから、彼がマイ氏について密告したとしても、大して驚くほどのことではないでしょう。
Rなるほどね、しかしこの場合モンテイユ氏はただ単にある腹いせにやったらしいのです。つまりそれは数年前のことです。彼は下院での彼の不用意な饒舌からこっぴどくやられたことがあったのです。その頃彼は゛Clemente Amiti?? クレマント アミイティエ゛ロッジュの会頭だったのです。そのときの彼への攻撃は1893年3月21日の゛Le Bulletin du G∴O∴ ル ブルタン デュ グラン トリアン゛の87頁に次のように出ているのです。
『春分の日開かれた゛Le Conseil de Rordre ル コンセイユ ド ロルドウル゛は゛Le Clemente Amiti?? ル クレマント アミイティエ゛の支部長がマソンに関係のある秘密を俗世間に漏らしたことを、全員等しく恥辱と感じるものである。我々はこれをもって入会時の誓約を破ったものと考える。」
34: 2023/08/23(水)23:41 ID:GhqaMxol0(8/8) AAS
Dよくわかりました。しかし、もしそうであるならばマソン結社は彼らの秘密をもらすからといって、その種の新聞紙にそれほどの嫌悪をもつことはないわけじゃありませんか?
Rそれについては一言申し上げましょう。例えば゛La libre parole ラ リーブル パロール゛(フランスの反ユダヤ主義の政治新聞)の暴露のごときは彼らの陣営に一脅威を与えたのでした。
回覧がひっきりなしに支部長のもとへ回され、自らマソンであると称し、ある種の秘密書類を手に入れようとしている者への対策としています。
もっともロッジュの秘密を金のために裏切る有力なマソンも相当にいます。もしそうした者を発見した場合には、グラン・トリアンも大変な騒ぎです。
Dそれではっきりしました。マソン結社の秘密が、社会に対してどのような力を持っているのかを了解しました。
R特に政府に対してね…。私はあなたに次のようなことを申し上げたいですね。マソン結社がフランス共和国を議会制度とし、それにその悪徳を投げ入れ、しかもそれを党派的な、不正な弱体的なものにしたのも、その秘密主義によるものであります。
35(1): 2023/08/24(木)00:44 ID:vp8pO9p50(1/12) AAS
五、マソンは猶太(ユダ)結社
指導権を握るユダヤ人
Dあなたは、フラン・マソン結社は猶太(ユダ)結社だとおっしゃいましたね。一体彼らのうちにどのくらいユダヤ人がいるのでしょうか?
Rそうですたくさんいます。もし゛France Catholique フランス カトリック゛の編集者ヴェラックスを信じるならば、フラン・マソン結社内のユダヤ人の割合は70%であります。(1932年4月号の『フランス・カトリック』参照)
したがって現在のフラン・マソンの創設者がユダヤ人であるといっても過言ではないのです。
Dしかし私は長い間ロッジュはユダヤ人を避けてきたように聞いていますが?
Rそうした傾向がなかったとは申しません、しかしユダヤ人は、キリスト教徒とか、ゴイ(ゴイム)の全然混じらない特別なロッジュを持っているのです。それはブナイ・ブリスと呼ぶロッジュで、フランスではパリのブランシュ街一番地にその道場を持っています。(1932年の増設)
(現在有名なブナイ・ブリスは、NYのユダヤ人コミュニティーの相互扶助組織の名称)
Dユダヤ人は現在のフラン・マソンの指導者だと申しますが、それは確かですか?
Rそれは確かです。
省4
36(1): 2023/08/24(木)00:44 ID:vp8pO9p50(2/12) AAS
『ユダヤ教がフラン・マソンの一分派をなしているという非難があったとしても今さら驚くことはないではないか?それがフラン・マソンの一分派であることはマソンの神智論がその底においてカバル(カバラ)の神智論にも比すべきものであるがゆえに明らかである。』
大教法師イサック・ワイズはまた次のように証言しています。
『マソン結社はユダヤ人の組織で、その歴史、その階級、その儀式、その慣用語、その表現すべて一から十までユダヤ的である。』(1855年8月3日の『イスラエリット・オヴ・アメリカ』)
37: 2023/08/24(木)06:41 ID:vp8pO9p50(3/12) AAS
>>36
イサック・ワイズ=アイザック・メイアー・ワイズ?
モラビア出身のアメリカのユダヤ教改革派のラビ。 アメリカ改革派の草分け的存在。
38: 2023/08/24(木)07:15 ID:vp8pO9p50(4/12) AAS
ユダヤ人自身の告白
Dどうもありがとうございました。その辺りで十分です。ところで現在のフラン・マソンにおけるユダヤ人は、自らの分を知った者ばかりでしょうか?
Rそれがそうでないのです。これを証明する非ユダヤ人フラン・マソンの言葉があります。
『ル・サンボリスム誌はフラン・マソンについて次のようにいっている、彼らの最初の行為はその知識の聖なる殿堂を不断に守るユダヤ民族に光栄があるようにさせることであった。彼らはそれによって国境を取り去ろうとするのである。』(サンボリスム誌)
フラン・マソン結社員、マック・ゴウアンは次のように言っている。
『フラン・マソン結社はイスラエルの古い信仰にその基礎を置いている。…イスラエル思想がフラン・マソンの善または美とかいうものの基礎をなしているのである。』(1930年4月のフリーメーソン)
またドイツの一マソン結社員ルドルフ・クラインも次のように言っています。
「我々の儀式は終始ユダヤ人的なものである。つまり我々は現在のユダヤ教とはっきり関係を持っていることになる。そうしてこの儀式は世界のあらゆるロッジュに共通なものである。』(1928年7-8号『ラトミア』)
その他このような引用をすることは容易なことであります。
フラン・マソンのあるお偉い方の一人バゾオは次のように書いています。
省3
39(1): 2023/08/24(木)13:08 ID:vp8pO9p50(5/12) AAS
六、マソンは政治結社
政務独占を企画するマソン
Dもしお差し支えなければフラン・マソン結社が政府の事務に食い入っているという点についてお話しくださいませんか?
Rもちろんお話ししましょう。食い入ってるどころじゃありません、彼らは政務を独占しています。
Dで貴方のおっしゃる意味では、マソンの流れるところ、そこに政治結社があることになるのですか?
Rそうです。その本質からいって彼らは政治にその主力を置きます。
Dしかしマソン結社の組織は、その結社が政治に加わることを禁忌するようにできているということじゃありませんか?
R長い間世人はこの結社を軽く見てきたのです。1884年4月12日パリで、有名な議員フラン・マソン結社員メジュルユールによって、゛la Grande loge Symbolique Ecossaise ラ グランド ロッジュ サンボリック エコセーズ゛が出来上がったのです。そうして彼らは゛La Grande loge ラ・グランド・ロッジュ゛がすべての政治討議を禁じている条項を無効なものとして提案しているのです。もちろんこの提案は可決されました。(゛Bulletin de la Grande loge Symbolique Ecossaise゛第七巻35頁)
Dあなたは少数派の゛La Grande loge Symbolique ラ グランド ロッジュ サンボリック゛についてお話しくださいました。しかし゛la Grand Orient ル グラン トリアン゛はいかがでしょうか?
Rではグラン・トリアンの機関誌゛la Grand Orient ル グラン トリアン゛を見ることにしましょう。(1886年9月の゛Bulletin du G∴O∴゛545頁)
省1
40: 2023/08/24(木)13:08 ID:vp8pO9p50(6/12) AAS
Rそうである我々は政治の分野に侵入する。我々の全ての委員会において討議されることは、政治およびそれ以上のことでなくてなんであろう。』
Dこれはどうも驚きました。こんな文句を聞かされると今日まで私がフラン・マソンについて考えていたことは、余程修正されねばなりません!
R また彼らはこんなことも言っています。
『マソン結社はどこまでも政治のしもべでなく政治の主でなければならない。』
41: 2023/08/24(木)13:48 ID:vp8pO9p50(7/12) AAS
選挙場内で暗躍するマソン
D彼らの正体がそろそろつかめてきたようです。すると、政治の主となるという目的から言えば、どしどし政界から会員を送り、その権力ある位置へ彼らをすえるように全力を尽くすことになるわけですね。
R確かにそうです。彼らはあらゆる巧妙な策謀をめぐらせて政党内へマソンの代議士を詰め込もうとしています。
Dフランスの一般選挙権所有者は、それについてどう考えているのでしょう。
R彼らときては血のめぐりの悪い者が多く、候補者の真の所属がどこにあるのかをさえ少しも理解しないのです。で、これらの候補者が当選して議員になるやただちに、彼らは下院のマソン代議士ブロックへ入るのです。1891年の゛Bulletin du G∴O∴゛にも次のように出ています。
『我々は議会の核心に純然たるマソン・サンジカ(組合)を組織している。』(゛Bulletin du G∴O∴゛1888年号529頁)
その後この組合はGroupe Frateruel parlemontaire グループ フラテルネール パールマンテール゛(議会同交会)」と改組され、そのことは次のマソン代議士宛回覧を見るとよくわかります。
1924年6月3日、パリ
親愛なる同人諸氏よ
マソン結社に属する同人の若干名は、議会同交会を結成しようとする希望を
省6
42(2): 2023/08/24(木)14:35 ID:vp8pO9p50(8/12) AAS
マソン議員の義務
Dしかしそんな風にブロックを作ったマソン代議士は果たして本当によく結束していますか?
Rマソン結社はその結社員の義務を明確に規定しています。次の引用文をよくお聞きください。
『現にフランス、オランダ、スペイン上下両院に席を有するマソン結社員は、少なくとも3ヶ月に1回グラントリアン結社に参集し、マソン結社とフランス共和国の共通の利益の申し合わせをするべし。』(1899年委員会報告書484頁)
Dなるほど、フランス共和国と共通なる利益」と出ましたね。狡猾なマソン連中、いよいよマソン結社とフランス共和国とをごっちゃにしてお茶を濁そうってんですね。
Rまったくお説の通りで、マソン系大臣ランボオ(1842-1905)はかつて『フランス共和国は表面に出たマソン結社であり、マソン結社は隠れたフランス共和国である』と公言しています。(1894年委員会報告書、389頁)
要するにマソン議員たちは、各自の所属支部で細かい指図を受けるとともに、グラン・トリアン本部からの命令を受けるべき厳重な義務が負わされているのです。
Dところであなたが引用されたものはどうも古色蒼然たるうらみがありますが、もう少々新しいところをお願いしたいものですね。
Rお望みならばいくらでもあります。例えば1924年5月11日のカルテリストの選挙に備えるために1923年のグラン・トリアン委員会が協議したところのものがそれでして、ここではそれについて上下両院議員に課せられるべき義務についての部分を示すことにしましょう。
『マソン系議員は、我々がマソン結社の放射物にも等しいのであるから、その代表者とある間は当然結社の手足として奉仕すべきである……彼らは自己への指導法則として、総会の議決中議員に関するものに服すべきである。要するに彼らはその政治生活のあらゆる場合において我々マソン全体を支配しつつある主義方針に準拠して行動すべき義務がある。
省2
43: 2023/08/24(木)14:46 ID:vp8pO9p50(9/12) AAS
>>42
フランスの国章、共和制及び自由の象徴として国民に親しまれている女性像マリアンヌは、パリのフリーメーソンのシンボルでもあり、パリのフリーメーソン博物館に展示されている。
外部リンク[html]:travel.watch.impress.co.jp
マリアンヌは自由の女神
外部リンク:ja.m.wikipedia.org
ここのフリーメーソン博物館には、フランス人権宣言の起草に力をつくしたラファイエットの剣が展示されている。
フランス人権宣言の版画にもプロビデンスの目は描かれている。
プロビデンスの目
外部リンク:ja.m.wikipedia.org
フランスの自由の女神がニューヨークへ。そしてお台場へ。日本はメイソン国家かよ。
44: 2023/08/24(木)16:09 ID:vp8pO9p50(10/12) AAS
>>42続き
彼らは一にフラン・マソン結社の利害を最も重要な点においてのみ行動すべきである。
彼らは議会内に特殊な団体を組織し、フラン・マソン結社のために全力を上げて行動することが必要である。(1923年委員会報告書364頁-365頁)
D要するにマソンたちは服従の義務を負わされているのですね。もしこの義務に背くような場合には、彼らはそれぞれ所属の支部においてさらし首の刑にでも処せられるのじゃありませんか?
Rそうです。しかし話を先へ進めましょう。
『マソン結社員が立候補をする場合、彼らは委員会の決議について知らねばならない。もしそのマソン結社員は良心があり、熱意ある人間で、我々と心をひとつにしている者ならば、今さら彼に最小限度の基礎的政見綱領を教える必要はなく、このようなものはすでに少なくとも一年以上、我々の間で議決されているのであるから、それについては知っていなければならないのである。したがって彼らがどんな政見を発表するかは、彼らと彼らの良心との、あるいはまた彼らと彼らを声援している支部との問題であって、万一マソン立候補者の政見中に我らの意見が入っていない場合には、その所属ロッジュはただちに適切な方法を講じてその立候補を阻止するか、または彼らを落選させるべきである。』(1897年総会報告書328頁)
Dしかし各ロッジュが今申されたような行動に出るためには、さらに直接的な監視機関が必要なように考えられますが?
R確かにそうです。したがってその目的をもっともよく達成するために、マソン結社間で次の二点が誓約のもとに規定されているのです。
一、フランスのグランド・ロッジュによって設けられた一委員会は、議会中のマソン議員の態度および投票の状態について注意を忘れないものとする。(官報およびパリ市報を集め本部庶務課へ送る)
二、この委員会は三ヶ月ごとに報告書をマソン本部へ提出すべく、そこで本部は各ロッジュをしてその選出代議士に対して適当な措置をとるべく委員を任命させ彼らをして議会におけるマソン議員の態度を決定させるものとする。(『ルヴュウ・マソニック1899年2月号、22頁)
45: 2023/08/24(木)21:00 ID:vp8pO9p50(11/12) AAS
マソン結社の政治的陰謀
Dそんなにまで監視されているのでは、マソン議員はすでに公民ではなく、単にマソン結社員であるにすぎないじゃありませんか?
Rまったくその通りです。
『フラン・マソンは公民とあるべきである。……しかしすべてをおいてフラン・マソンであるべく、議員候補者であり、市参事会員であり、代議士であり、大臣であり、大統領であることはその次でなくてはならない。彼は絶えずマソン精神の鼓舞を受けることに努め、その職位の向上にしたがってその同士間の接触を頻繁にし、その間においてマソンのインスピレーションを体得しなければならない……」(゛Bulletin Masonique ブルタン・マソニック1889年267頁)
Dまったく自己というものを放棄した形ですね。ところで政界へ身を投じたマソン結社員は口頭以外の誓約をとられるのでしょうか?
R自筆署名の誓約書を徴収されることになっているのです。
『1897年の委員会は総選挙を控えて全てのマソン候補者が所属ロッジュの支部長に対し、自らの思想的所信と政見とを書き署名した上、全マソン結社の支持を得るためそれを所属ロッジュへ提出し、所属ロッジュはさらにこれを、本部へ回付することを要求する。そうしてこの声明書の思想的所信に関する部分は最近の本部委員会の声明と合致すべく、さらにその政見に関する部分は少なくともパリ各ロッジュの会議において採決された最小限度の基本的政見と合致すべきことを要求する。』(1897年委員会報告書237頁)
Dしかし選挙の期間中どこにもそんな声明書は見当たらなかったようですが?
R一般に見えるように張り出してはありません。それはマソン結社の方で『この声明書はどんな候補者も公表するのに及ばない』と規定しているからです。
Dそうなりますと、つまるところ彼らマソン候補者たちは、選挙人を欺瞞することになりますね?
46: 2023/08/24(木)22:17 ID:vp8pO9p50(12/12) AAS
Rもちろん、彼らはそれを自ら認めています。次の引用文をお聞きください。
『我らは1887年、本部委員会の議長だった同士カルヴィナックがオート・ガロンヌ県から立候補したのを援助したが、当時我々がカルヴィナックに要求したところは何であったか?ーー彼が我々と同様懐いていた社会主義的民主主義の所信を県内いたるところの塀壁に貼ることであったか?いや、いや、選挙人にそのようなことを知らせるのはもっての他である。我々が全マソン候補者に与えた指令は絶対に秘密にされてある。そうしてその一文たりともビラにすることは許されないのである。』(1897年、委員会報告書232頁)
D一般選挙人に是非その事を知らせたいものですね。そうでもしなければ、マソン結社のために国民は大きな危険へ追い込まれることになりますが…ただひとつ幸いなことにこの結社の会員数はそう大したものでなさそうですから、選挙に当たって彼らの間から必要なだけの候補者を立てることができないのではないでしょうか?
Rその点についても彼らはなかなか抜かりなく備えているのです。候補者のすべてがマソン結社員でないにしても、全ての立候補者をマソン結社のために働かせることはできる。つまりマソン選挙人に配布された指令には次に通り出ています。
『候補者で諸君へ援助を願うならば、彼らを助ける前に、まず彼らがマソンであるか否かを確かめ、もしマソンであるとすれば、彼らが当選した後も決してマソンということを決して忘れさせないように、その意味の誓約を必要とする。また諸君は選挙人としてその力を選挙委員の上にも及ぼし、候補者のすべてがマソンとあるか否かにかかわらず、マソン結社の利益を防衛すべく確約させるべきである。』(゛Circulaire du Conseil de l'ordre. シルキュレール ドュ コンセーユ ドゥ ロルドウル゛1893年7月18日)
Dマソン結社がその政治上の陰謀をいかにして遂行するかがよくわかりました。
47: 2023/08/25(金)07:16 ID:CEw6huvI0(1/14) AAS
Rマソン結社はすでにその政治上の活躍の成功について次のように予言しています。
『理論的分野においてではなく、我々の念願とする政治の分野においては、この後10年以内にマソン結社は絶対的優勢の位置を確保し、フランス、オランダ、スペインにおいては我々を離れては決して政治をすることができないことになるであろう。』(゛le Bulletin du G∴O∴1890年500頁)
Dそうしてその予言は見事に的中したわけですね。そこで今日の問題は、覚醒した熱誠憂国の人々によってマソンにさらわれた獲物が果たして奪還することができるか否かということになりますが…
R大変なことでしょう。マソンとてもがっちり歯を立てていて、いつかな離しそうもありませんからね。
D1932年の左翼派の勝利にも、マソン結社の手がまわっていたとお考えでしょうか?
Rもちろんそれは確かです。選挙の前日つまり1931年一マソン結社員オーベルティは次のような指令を出しました。(1931年グラン・トリアン委員会報告書からの抜粋)
『我々は取り除かれるべき悪のひとつが左翼各派の反目であることを知っている。この反目を取り去るためには、これら左翼の各派を合同させるべきで、それによってこそ我々の勝利を得ることができるのである……
『指導精神としては、つまり我々マソン・マソン結社は今や左翼各派の中枢となり、共和党系の各勢力を単なる外形だけではなく内質的にも結束させ、もって1932年の総選挙で決定的勝利を得させなければならないのである。次に来るべき幾多の勝利を得るためには明くる年の第一次の勝利こそ重要である。』
そうして左翼各派はその指令に服従し、その結果生まれた選挙カルテルはこの第一次の勝利をもたらし、ひいてはこれが1936年人民戦線の誕生にまで発展したのであります。
この1902年の勝利は様々な具体的成果を収めました。つまりマソンも公然と言っていた通り、『教権主義(クレリカリズム)の敗退』を実現したのです。
省2
48(3): 2023/08/25(金)07:18 ID:wpRtxLvm0(1) AAS
_T_i_k_T_o_k_ _l_i_t_e_(←迷惑でしたらこちらをNGしてください)
更に友人に紹介する側になり加えて4000円分をGETできる。
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
49: 2023/08/25(金)08:36 ID:CEw6huvI0(2/14) AAS
社会革命目指すマソン結社
Dそうすると、マソン結社なるものはいったい何をその最終目的としているのでしょうか?
R社会革命、現状の徹底的な転覆なのです。彼らの次の告白をお聞きください。
『先日私は(マソン結社員コラン)パリ在住の同士本部委員会の一人である某氏より次のような意見を聞いた。「マソン結社の委員を地方に回してパリをお留守にすることはよくない、多くの委員がパリに住んでいてこそ、一旦市街戦が起こった場合、よくこれを指揮し、善処することができるのだ」』(1899年グラン・トリアン総会報告書、61頁)
もうひとつ新しいのを申し上げましょう。
『この国際的大革命こそはフラン・マソン結社が引き受けている明日の仕事である。』(゛le Bulletin du G∴O∴゛)
Dすると彼らはソビエトの行政機関のようなものを設け、世界的に社会主義を実現させようというのですか?
Rフランスがそれ自体の本然の姿に帰らない限り、彼らの目的はフランスにおいてまず実を結ぶでしょう。
50: 2023/08/25(金)08:37 ID:CEw6huvI0(3/14) AAS
>>48
ねずみ講の一種か
誰がババを引くのかな?
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