死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?380 (427レス)
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213: 警備員[Lv.5][新芽] 11/05(火)02:41 ID:lGy72Cu90(3/5) AAS
近くにいた奴が手紙を拾いそれを皆で覗きこんだ。
手紙にはだいたいこう書かれていた。
二十歳になった僕へ。
お元気ですか?
あれから両親が離婚したり高校受験に失敗して滑り止めの高校に入学したり大変でしょうがどうか諦めずに頑張って下さい。
でも高橋君を虐めるのはやめましょう。
きっと大変な事になります。
十二歳の小林◯◯より。
それは確かに子供の字だったが誰が見てもおかしな内容だった。
少し落ち着いた小林に元担任が質問するが筆跡は自分のに似ているが自分がこんな事は書いていない誰かがすり替えたんだと言う。
省1
214: 警備員[Lv.5][新芽] 11/05(火)02:53 ID:lGy72Cu90(4/5) AAS
結局すり替えなどは行われていないと納得したが苛立ちの収まらない様子の小林は手紙も私物も持たずに去って行った。
小林が去って少しして気まずくなった事もあってその場は解散となってしまった。
それから一年程して小林が轢逃げに遭い亡くなったと小学校当時から中の良い地元の友達に聞かされた。
友達が言うには小林は仕事帰りに自宅近くの路地で猛スピードの轢かれたのだそうだ。
215(1): 警備員[Lv.5][新芽] 11/05(火)03:06 ID:lGy72Cu90(5/5) AAS
後日轢逃げの犯人は捕まったがその人物は高橋といい高校時代に小林が虐めて自◯に追い込んだ人物の父親だった。
小林は中学までは真面目なままだったが両親の離婚と高校受験の失敗からグレてしまい高校時代には虐めを行っていたようだ。
高橋はそのターゲットだった。
あの手紙に書かれていた事はすべて事実だった。
しかし誰がどうやってタイムカプセルの中の手紙をすり替えたのかは不明のままだ。
タイムカプセルの事を知らない高橋の関係者には不可能。
そもそもタイムカプセルには蓋が開けられた痕跡は無かった。
小林当人も含め当時の誰かが未来を予測できたとは思えない。
不気味な体験だった。
216: 警備員[Lv.3][芽警] 11/05(火)11:28 ID:dR0QxuUW0(1/24) AAS
>>210
発達障がい持ってそう草
217: 警備員[Lv.3][芽警] 11/05(火)11:29 ID:dR0QxuUW0(2/24) AAS
>>209
自己肯定感低そう草
218: 警備員[Lv.3][芽警] 11/05(火)11:29 ID:dR0QxuUW0(3/24) AAS
>>208
効いてて草
219: 警備員[Lv.3][芽警] 11/05(火)11:32 ID:dR0QxuUW0(4/24) AAS
>>207
ネット以外の現実社会で居場所無さそう
220(1): 警備員[Lv.2][新芽警] 11/05(火)11:33 ID:aF52XhUQ0(1) AAS
自治厨、自ら連投荒らしになる
221: 警備員[Lv.2][芽告] 11/05(火)12:00 ID:dR0QxuUW0(5/24) AAS
>>220
職業自宅警備員のこどおじやってそう草
222(1): ハンター[Lv.95][苗] 11/05(火)12:24 ID:dR0QxuUW0(6/24) AAS
『義妹』
■新居
当時交際中だった妻と結婚することを決め、既に一緒に飲む間柄となっていた義父母に改めて挨拶し許しを得た。
要らぬ記念日を増やさないため、結婚式当日に入籍することにしたが、その前に新居を探し始めた。結局、2台の駐車が可能な古い一軒家に決めた。妻は一軒家にしか住んだことがないことが決め手だった。
結婚することは決めたものの、入籍前ということから義父母の気持ちを考えて先に私が一人で住むことにした。
実際一人で住んでみると、それまで私が長く住んでいた1Kのアパートと比べれば一軒家は広々としている一方で、どこか薄ら寒い気がした。
223(1): ハンター[Lv.96][苗] 11/05(火)12:26 ID:dR0QxuUW0(7/24) AAS
>>222
続き
■来訪
一人で住み始めて一ヶ月ほどたった頃。私は階段を上ってすぐ左手にある2階の6畳間で眠っていた。眠っていたはずなのだが、キーーンという強烈な耳鳴りがした。その耳鳴りで私は顔をしかめながら目を開けた。
目に映る光景に私はハッとした。開け放していた6畳間の出入口にある引き戸の暗がりに、細身の女性の脚と白いワンピースの裾が見えた。気が付けば身体が動かない。眼だけは動かせる。見直してもそこに女性が立っている。
しかしなぜか怖さを感じない。
(誰だ?なんだか知っている気がする)
私は記憶を辿り、思いを巡らせた。
(妹ちゃん?)
なんの根拠も無いのだがなぜかそう思った。普段は義実家を訪れても意識することすらない妻の妹。彼女は幼くして亡くなっていて、かろうじて白黒の遺影を見たことがあるだけだ。
224(1): ハンター[Lv.96][苗] 11/05(火)12:27 ID:dR0QxuUW0(8/24) AAS
>>223
続き
■去る
(妹ちゃんも一緒に住む?)
そう思ってから次第に彼女の全身を確認できるようになった。
彼女の眼は長い髪に隠れ私からは見えないが、じっと私を見ているような気がした。
(頼りないかも知れないけど頑張るよ)
私が頭の中でそう思うと、彼女は何も言わずにスッと階段の方へ姿を消し去った。
225(1): ハンター[Lv.96][苗] 11/05(火)12:27 ID:dR0QxuUW0(9/24) AAS
>>224
続き
■理由(推測)
私は妹さんが来た理由が何となくわかった。妹さんは私を値踏みに来たのだと思う。山あり谷ありの人生で、私が妻(姉)を守れる人間なのかどうか。
数日後、未だ鮮明に残る記憶を妻にも話した。話を聞いた妻の目に滲んだ涙と引き換えに、私の中にあったぼんやりとした責任感が明確になったように感じた。
きっと幸せにするよ──。見守っていてください、妹ちゃん。
(終わり)
226: 警備員[Lv.5][新芽] 11/05(火)14:33 ID:Q5D72Lbk0(1) AAS
荒らし以外の何者でもないな
227(1): ハンター[Lv.19][苗告] 11/05(火)14:48 ID:dR0QxuUW0(10/24) AAS
どれが?
228: 警備員[Lv.9][新芽] 11/05(火)15:38 ID:QIKVGOlY0(1/3) AAS
>>227
ケンカ吹っ掛けてるだけだろうから相手にしなくていいよ
229: 警備員[Lv.9][新芽] 11/05(火)15:40 ID:QIKVGOlY0(2/3) AAS
>>225
いい話だった
ありがとう
230: 警備員[Lv.9][新芽] 11/05(火)15:48 ID:QIKVGOlY0(3/3) AAS
>>215
未来からじゃなく過去からのメッセージか
手紙の警告を信じても回避するのは難しそう
231(1): ハンター[Lv.30][苗] 11/05(火)17:10 ID:dR0QxuUW0(11/24) AAS
『看護師』
私は、短期間だが地域の救急指定病院で働いていたことがある。
総合病院の看護師は体力的にも精神的にもハードな毎日を過ごしているにも関わらずエネルギッシュで、ソフトボール部があった。
日中勤務の看護師のほか、深夜勤(24時頃から朝までの勤務)や準夜勤(夕方から24時頃まで)の看護師も練習に参加していた。勤務時間帯はシフト制で生活リズムを適応させることさえたいへんだろうと思った。
私は部活のお手伝いをさせていただいていたが、年上の姉さま方はフレンドリーでいろいろな話を聞かせてくれた。
それまで知らなかった病院の日常と看護師の肝の座り具合に強い衝撃を受けた。
232(1): ハンター[Lv.31][苗] 11/05(火)17:12 ID:dR0QxuUW0(12/24) AAS
>>231
続き
■日常(昼間)
ある日の午前中、指を詰め切れなかったと思われるオッサン(60代)が救急ではなく通常の整形外科外来診療に来た。夏だったので半そでシャツを着ていて入れ墨が見えている。
オッサンは、指が皮一枚でつながっていてぶらぶらしてる状態なんだよ、早く診てくれよ、と半ベソ半ギレで看護師に詰め寄っていた。
看護師はオッサンに言った。
「どしたの?自分で切ったの?(はぁ…。)順番をお待ちください(キリッ)」
さすがに私は、他の患者の迷惑になるからという理由を付けて、診察順を先にしてもらうよう看護師にお願いした。すると看護師は、微笑みを浮かべながらドクター(医師)に聞いてねと言った。
私がドクターに直接お願いすると、ドクターは憮然としながら、ほかの患者から苦情が来たら私が対応するという交換条件を付して、渋々、分かったと言ってくれた。
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