【短文】ここだけネポック魔法学校・二十三限目【推奨】 (713レス)
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367(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)21:10 ID:JJG(1/10) AAS
「ふんふふふ〜ん♪」
特に意味のない鼻唄響くは雪原の庭。某雨乞いにより雪が降り、校庭などに見えるのは初等部の生徒達が非常に多かった。
そんな風景のひとつに混じるのはごろごろと雪玉を転がすシャディ少年、鼻唄の主であった。この時期に転がす理由といえば、きっとひとつ。
369(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)21:29 ID:JJG(2/10) AAS
>>368
「ふふ〜ん♪」
実に上機嫌。冷たい雪に素手で触ってるため気持ちいい。
そして重要なのは転がる雪玉は既にそこそこの大きさであること、シャディは前が見えにくくなってるということ。
よって結果はごっちんこ! ……が、もしミズハの声が出なかったりした場合そのままゴロゴロされる可能性がある。
「あれ?」
一応、違和感を覚えて足が止まってるのだがさてミズハせんせーの安否やいかに!
371(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)21:51 ID:JJG(3/10) AAS
>>370
「…………、……、……ミズハ先生ーー!!?」
木魚叩いたあの感じの音の後の金属音。見えたジャージとお尻ですぐに判断される気分やいかに。
なお雪玉はどーんと突き飛ばされてゴロゴロ転がり進んで止まった。
後は慌てたシャディがミズハ先生を引っ張り出すことでしょう。影の手も協力して引っこ抜かれ、起こされた時に見えるのはおろおろしてる加害者()である。
373(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)22:18 ID:JJG(4/10) AAS
>>372
「こ、こんにちはー……大丈夫だった? どこか痛くない?」
雪をパッパッと払いながら心配そうにあちこち眺めてぺたぺたと。
冷え冷えの空間で風邪を引くか? という心配がないのがまだまだ足りないところである。
「ごめんなさい、アレ転がしてたら前見えてなくてー……」
雪玉の方はずいぶん大きくなったようで、少なくともシャディの背丈は軽く超えそうであった。
375(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)22:36 ID:JJG(5/10) AAS
>>374
「そうだよー、今日はこれがいいかなーって」
「おっ、本当に? じゃあ後で頭の部分も手伝ってーっ」
切り替えはそれなりに早い、というより寒空でポジティブのようだ。
修復用の雪集めが最初の作業。
「……見事に型付いてるねー」
修復の前に呟く言葉、それはもう見事なミズハ型の穴の前にはそう感じるらしい。
ぺたぺたと修復すれば、今度は頭の雪玉を作るためにまずは最初の核的な雪玉を作り始めるでしょう。
377(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)22:56 ID:JJG(6/10) AAS
>>376
「おー、コチコチ便利だねー」
魔剣への敬意が足りない気もするが事実そう見えてしまってるらしい。切ない。
「んー、じゃあ任せた! 僕はその間にー……手とか作っておこうかな?」
ある意味芸術的な型どりも雪に埋もれ、そしてミズハにお任せする姿勢。その間に胴体部分は安全な場所へ。
そして作るという発言はその通り、パキパキと氷を生み出して察しもつくか?
「おかえりー♪」
省1
379(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)23:14 ID:JJG(7/10) AAS
>>378
一度魔剣の声を聞いても良いのかもしれない、聞けそうなのはお互いよく知る教育実習生あたりか?
そして雪玉持ち上げの際は事故をなくすために影の手で微調整も行うことでしょう。便利魔法。
「そうそうー、じゃあミズハ先生反対側お願いねー」
と一本をお渡し。刺す分には問題ないだろう。先端がやや危ないので持つ際にはお気をつけてだ。
なおそこにアレンジを加えるのはご自由なことらしい。サクッと片側に腕の氷柱を刺せばちょっとくたびれた手袋を引っかけて前に戻ってそちらをチラっと。
381(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)23:25 ID:JJG(8/10) AAS
>>380
さてさてどんなアレンジをしたのか興味が湧くのは当然であり、覗き込めば予想の斜め上のマッスルに。
「予想以上にアレンジされてる!!!」
そりゃもうびっくりである。いっそ自分が刺した方もアレンジさせてしまおうかと思うくらいに清々しいマッスル。
なんやかんやで片腕もいっとく? と持ち掛けたりしつつ、鼻はそのままぶすりといくことでしょう。
「あとは何があるかなー?」
お目目や口はその時のインスピレーション次第、用意したものをはっつけるだろうか。そこまでいってからのこれである。
383(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)23:35 ID:JJG(9/10) AAS
>>382
「んー、良いと思うよ? 最初びっくりしたけど」
「……筋肉好きなのかな?」
せっかくなのでそのまま、とのことである。第二の雪だるまの機会がある際には多分マッスルは控えさせられるけど。
魔改造とはこの事だろうか、ぼんやり呟かれるのはある意味今更な疑問。
「お帽子かー、バッケツーバッケツー、どこかにあるかなー……おっ、これ大丈夫かな?」
誰が置いてったのか雪と土が入った手頃なバケツ。先生からのお許しが出れば中身をどざーっと出してから被せようとすることでしょう。
影の存在を忘れて届いてないが。
385(1): シャディ◆L1x45m6BVM 20/01/15(水)23:50 ID:JJG(10/10) AAS
>>384
「そっかー」
そういえば筋トレにも親しいし、精巧さから納得となったようだ。自分の腕に触るのはご愛嬌。
「あったー」
「おぉー、ありがとー! よい、しょっと――でーきた!」
出された中身は木の根元あたりに敷き詰められて。
そして軽い身体が持ち上げられれば自分の倍近く高い雪だるまにバケツを被せて祝・完成!
抱えてるミズハに笑みを向けてばっちぐーである。年齢を加味してもずいぶん幼いものである。
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