【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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109: 2015/03/08(日)12:33 ID:4In(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 62) ---
There are so many interchangeable symbols in the Qabalah that the system may appear
to be more complicated than it actually is.
「カバラ」の中には、数多くの交換可能な象徴たちがあるので、体系は、それが実際には
そうであるよりも、より複雑であるように見えるかもしれない。

But this concept of vital outpouring energy which, in intercourse with an organizing
force, produces something else, is essential.
しかし、組織化する力との交流の中で、何か他のものを産出する、生命維持に必要な
流出する精力についての、この概念は、必要不可欠なものである。
--- ここまで ---

つまり、漠然とした「1.ケテル」とは違って、「2.コクマー」を父、「3.ビナー」を母と
して、エロいこと、すなわち膣内に射精して数多くの子供たちが産まれるという概念は、
現実の我々の世界にとっては、最も重要な基礎的概念であるということです。

要するに、「1.ケテル」が産み出す単性生殖的なものは、しょせん神話の世界の物語で
あって、我々のような下々の人間にとっては、すこぶるどうでもいいということであり、
それよりも、「父」と「母」を、もっと大事にしましょうとか、性教育をしっかりと
行いましょうというような、教育的指導であるわけですよ。

それはともかく、二番目の文章には、結構エロい単語が、いくつか意味深気味に使われて
いるのに、お気づきでしょうか。

考えてみれば、「生命の木」の中で、男と女の対立概念がしっかりと出てくるのは、
この「至高の三角形」にある「コクマー」と「ビナー」の部分なんですよね。
つまり、古代のカバラ主義者は、それほどまでにエロいこと好き、いやいや男と女という
ものの神秘さを、極めて高く評価していたということでもあります。

つまりは、この世界は、エロい行為で満ち満ちている、と言っても過言ではないという
ことなのですよね。
そもそも、我々自身も、そういうエロい行為から産まれてきたわけですからね。
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