【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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129: 2015/03/31(火)07:03 ID:hzh(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 63) ---
Chokmah in Atziluth, the influence of Chokmah in the World of Pure Spirit.
「アツィルト」における「コクマー」、「純粋な精霊の世界」における「コクマー」の影響。
In the Atziluthic realm, the fiery male force is on its own ground, so to speak,
and is in a completely harmonious state.
「アツィルト」の領域においては、火の男性の力は、いわば、それ自身の庭にあって、
完全に調和した状態にある。
The fiery planet Mars rules the fiery sign Aries, a tremendous force which Crowley
symbolizes with two crossed Dorjes, Tibetan symbol of the thunderbolt.
火の惑星である「火星」は、火の宮である「白羊宮」、クロウリーが、チベットで雷を
象徴する、2つの交差させた「ドージェ」たちで象徴する、すさまじい力を支配している。
Here we understand that the energies are balanced making this powerful card one
of stable strength and dominion.
ここで、我々は、この強力なカードを安定した強さと支配を有するものの一つとしながら、
精力たちが均衡を保っていることを理解する。
--- ここまで ---
棒の2のカードを読み解く鍵となるものは、いくつかあります。
まず第一番目にあるのは、
「棒」=「ヨッド」=「火」=「アツィルト界」の「2」=「コクマー」
という、カバラの基本的な部分です。
そして次は、「デカン」すなわち「白羊宮」と「火星」との関係です。
ちなみに、占星術では、「白羊宮」の支配星は「火星」ですので、この両者の関係は
非常に親密であり、それゆえ最高のパートナーであるということが言えます。
ちなみに、「Dorje/ドージェ」というのは、チベット仏教で使われる法具の一種であり、
仏教では「Vajra/ヴァジュラ/金剛杵(こんごうしょ)」とも呼ばれているもので、
日本においては、「独鈷(とっこ)」と呼ばれているものに相当します。
この法具は、元々は古代インドの、天空を司る神である強大なインドラ(帝釈天)の持つ
武器が元になっていて、それゆえ「雷」を象徴すると言われているわけです。
そして、その強大な力を秘めた二本の杖が、「棒=火」と「白羊宮=火星」を象徴し、
そしてそれらが、バラバラになって反目しあうことなく、とても親密な関係を保っている
ということが、この「棒の2」の強大な火のパワーの源であるということですよね。
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