【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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134: 2015/04/05(日)11:25 ID:ySO(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 64) ---
On the Golden Dawn card the Solar (male) symbolism is implicit in the gold color
of one Dolphin, while the silver in the other is Lunar (female).
ゴールデン・ドーンのカードでは、「太陽(男性)」の象徴性は、一方の「イルカ」の
金色に暗示されると同時に、もう一方の銀色は「月(女性)」である。
--- ここまで ---

「"T"の書」では、この「杯の2」のカードは「Harmony of masculine and feminine united.
/女性的なるものと男性的なるものの結合の調和」と記述されています。

結局のところ、「魚」とか「イルカ」とか、「金星の女神ビーナス」とか「海王星と太陽の
神アポロ」との関連とかは、それほど重要ではないんですよね。
大事なのは、「Load of Love/愛の主」の称号にふさわしい、「男」と「女」の関係性に
あるわけです。
そしてそれがゴールデン・ドーン版では「金と銀のイルカ」に、ウェイト版では「黄色の
服の男性と青い服の女性」であり、トートでは「二匹の魚」に象徴されるわけです。

この場合、「男性性」は「カバラ」の「ブリアーのコクマー」に、「女性性」は「デカン」
の「巨蟹宮の金星」という、割とバランスの取れた配属になり、それゆえに強力なパワー
も秘めているわけなのですが、「ブリアーのコクマー」が割と高い次元にある一方で、
「巨蟹宮の金星」は、どちらかというと俗っぽい点もあるわけです。

そういう意味でも、適当にバランスが取れている時は、なかなか良い関係なのですが、
いったん夫婦喧嘩状態になってしまうと、色々とやっかいなところが出てくるわけです。
そして、そうならないように、「ブリアーのコクマー」が色々と気を利かせてあげて、
「巨蟹宮の金星」をうまく裏からリードしてあげるようにするのが理想的です。

ちなみに、こういう「男性性」と「女性性」は、男女どちらにもあるものですので、
「男」だからとか「女」だからとか、そういう偏見は持たない方が無難ですよね。

大事なのは、そういう肉体的な性別の関係ではなく、あくまでもお互いを思いやるという、
バランスの取れた関係性なのですからね。
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