【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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146: 名無しさん@おーぷん [] 2015/04/17(金)06:54:16 ID:Is2 「セフィロトの図案たち」の章の続きです。 --- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 65) --- It assures the harmony of an interaction of dualities inherent in the Chokmah energy as it applies to earth. それは、それが地上に適用される時には、「コクマー」の精力に固有の二重性たちの 相互作用の調和を確実にする。 What was a perfectly unified energy in Atziluth, is now a completely expressed duality; energies in alternation. 「アツィルト」において完全に統合された精力であったものは、今では、完全に表現された 二重性;交互変化する精力となる。 --- ここまで --- 「アツィルト」の「コクマー」、すなわち「棒の2」は、「白羊宮の火星」が配属され、 「アツィルト」=火、「白羊宮」=火、「火星」=白羊宮の守護星という、実に完璧に 一体化され統合された状態にあったわけです。 それが、「アッシャー」の「コクマー」においては、全く違うもの同士が組み合わされ、 それらがそれなりに調和された状態となっているということですよね。 元々、「コクマー」の数値は「2」であり、様々な固有の「双対するものたち」が、この 「コクマー」の中に埋め込まれています。 それらは、「アツィルト界」では、まだエネルギー準位が高いために完全には分離できて いない状態にあるのですが、「アッシャー界」まで下って冷えてくるに従い、徐々に分離 して固まってきてしまったような状態です。 とはいえ、「コクマー」の二重性というものは、あくまでも「ペア」となっているもので あって、全く異質のものが組み合わされたということではないわけで、その結果、何らか の拍子に、それらが入れ替わることもあるわけです。 よくあるものは、「好き」と「嫌い」の関係とか、「攻め」と「受け」の関係とか、まあ 全く違うように見えて、実は同じ根を持っているようなものですよね。 そして、そういう同根の二重性というものが、この「コクマー」の特徴であり、見る方向 とか、相手との関係とか、とにかく色々と周囲のものに影響されて刻々と変化していくと いう、カメレオンみたいな色相の変化を見せるというのも、それなりに面白いところです。 え、いまいち良くわかんないカードですって? まあ、タイトルが「Lord of Harmonious Change/調和する変化の主」ですので、視野の 狭い、いやいや一途な人から見れば、どれか一つに決められない優柔不断なヤツに見えて しまうことは、ある程度はしょうがないのでした。 http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/uranai/1415827871/146
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