【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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154: 2015/04/27(月)06:57 ID:AT0(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 67) ---
KING OF CUPS, Lord of the Waves and of the Waters, King of the Hosts of the Sea,
King of Undines and Nymphs (Last Decan of Aquarius − first two Decans of Pisces).
「杯の王」、波たちと水たちの主、海の主人たちの王、ウンディーネたちとニンフたちの王
(宝瓶宮の最後のデカン−双魚宮の最初の2つのデカン)。

The King of Cups is Specific Fire in the World of Primal Water.
「杯の王」は、「根源的な水の世界」における「特有的な火」である。
--- ここまで ---

さて、「棒の王」の次は、「杯の王」ですね。

「杯の王」に配属されるデカンは、宝瓶宮(ほうへいきゅう、みずがめ座)の20°-30°と
双魚宮(そうぎょきゅう、うお座)の0°-20°となります。

「棒の王」は「火の世界の王」でしたが、「杯の王」は「水の世界の王」となります。
つまり、海や川などにある全ての「水」に関係するものの原動力となるエネルギーを供給
する者としての働きを持つということになりますかね。

なお、「Undine/ウンディーネ」は、四大元素に配属されている精霊で、四大には
・火=「Salamander/サラマンダー」
・水=「Undine/ウンディーネ」
・風=「Sylph/シルフ」
・地=「Gnome/ノーム」
というふうに割り当てられています。

ちなみに「Nymph/ニンフ」は、一般的な妖精を指すこともありますが、「ウンディーネ」
と同等の存在、すなわち「水を司る精霊」であると見なされる場合もあります。
ここは、両者の使い分けを合理的に判断するのは難しいので、前後の文脈から、オトナの
対応をする必要があります。

そして、「杯の王」は、「生命の木」においては
・「杯」=「ブリアー」=「Primal Water/根源的な水」
・「王」=「コクマー」=「Specific Fire/特有的な火」
に配属されていますので、「棒の王」と比べれば、暑苦しさは半減しています。
とはいえ、元々二重性を持つ「コクマー」に、さらに別の属性を持たせるということに
なるわけで、結果的には、さらにややこしい性格を持つことにもなるわけなのでした。
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