【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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86: 2015/02/09(月)06:59 ID:mVR(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 59) ---
The four roses also represent the Elements, but the addition of two buds implies
the very fertility of these Elements in their subtle earthly balance.
4つの薔薇たちはまた「元素」を表しているが、2つのつぼみの追加は、それらの巧妙な
地上界の均衡においての、これらの「元素たち」の大いなる肥沃さを暗示している。
--- ここまで ---
最後のエースである「五芒貨のエース」には、これまでの「エース」たちの全ての要素が
整然と組み入れられて、ひとつの完成形となっています。
でも、この「完成」は、天地創造の神世界の話、つまり『旧約聖書:創世記』における
「第七日目」のことであって、地上界に住む我々にとっては、全然終わりなんかではなく、
むしろ、この世界は始まったばかりのものなんですよね。
つまり、ゴールデン・ドーンのストーリーでは、この「two buds/2つのつぼみたち」は、
この世で肉体を得た「アダム」と「イブ」であると推察することが可能なわけです。
そして、この2つのつぼみたちが、一方の枝の同じところ、おそらく「イェツッラー界」と
「アッシャー界」の間から生えているのも、何となく「アダムとイブ」の人体錬成の
創世記のストーリーを連想させるものがありますよね。
それはともかくとして、この追加された「2つのつぼみたち」は、占い的に見た場合、
将来的にどういうふうなストーリーで性徴し、そして成長していくかは、この時点では
全くわからないわけです。
男なのか女なのか、善なのか悪なのか、幸福をもたらすものなのか、不幸をまき散らす
ものになるのか、マジで何もわからないという、ひたすら「可能性」だけの存在です。
ただ一つ分かっているのは、「the very fertility/大いなる肥沃さ」、すなわち、
「大いなる可能性がある」ということと、「大いなる能力を持つ」ということです。
つまり、これを活かすには、我々自体が「育ての親」として、しっかりと働きかけをして、
なるべく良い方向に向くようにしていくことです。
今までの「棒のエース」「杯のエース」「剣のエース」の「ケテル」には、地上の我々の
力は到底及ばないものでしたが、こり「五芒貨のエース」に限っては、地上界の我々の
力を大いに必要としている、ということですよね。
要するに、いくら就職のチャンスがあったとしても、自宅に引きこもってばかりでは、
一生自宅警備員のままで終わる、ということなわけです。
まあ、五芒貨のスートの世界って、良くも悪くも、リアル(現実的)なのですよね。
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