ペットの医療過誤・ペットを巡る事件や裁判 [無断転載禁止]©2ch.net (48レス)
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1: 2016/12/28(水)22:46 ID:aCiMpnWF(1/2) AAS
ペットを獣医師に診せ、手術が必要といわれ手術をしたものの、ペットが間も
なく死んでしまったというケースの場合、どこまで獣医師の責任を追及できるでしょうか
債務不履行責任の損害賠償請求
善管注意義務違反の行為と因果関係
不法行為による損害賠償請求
時効の問題
債務不履行責任の損害賠償請求
獣医師は、動物の診察をし、獣医学的に必要な検査・処置をしなければなりません。
また、治療方法に選択肢がある場合は、飼主が自分のペットの適切に治療法選択ができるよう
、飼主の自己決定権行使の前提となる説明をしなければならないという説明義務があります。
省12
2: 2016/12/28(水)22:46 ID:aCiMpnWF(2/2) AAS
不法行為による損害賠償請求
契約上の責任がなくても、故意または過失による違法行為により他人に損害を与えた場合、
民法上の不法行為 (民法709条) に当たり、損害賠償請求をすることができます。
この場合は故意または過失があったかが重要な争点になりますが、不法行為責任を問う場合の
故意または過失の立証と、前述した債務不履行責任の場合の善管注意義務違反の立証とはほ
ぼ重なるので、どちらの責任に基づく追及のほうがよいということは必ずしもありません。
時効の問題
責任追及できる時効時間については、債務不履行責任は債務の履行期から10年(民法167条1項)、
不法行為責任は被害者等が損害および加葺を知った時点から3年、行為の時点から20年(同法724条)
となっており、異なることに注意が必要です。
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