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344: 2018/02/23(金)19:18 ID:0(344/1000) AAS
(神子田)
まず先週のアメリカの株価の下落を振り返ります。
ニューヨーク株式市場では、5日と8日の2度にわたって、
平均株価が1日に1000ドル以上値下がりするという大荒れの展開となりました。
きっかけは、その前の週に発表された雇用統計で賃金の伸びが市場の予想を
上回ったことです。アメリカの中央銀行に当たるFRBが予想されていたよりも
速いペースで金利の引き上げを進めるのではないかという思惑が、
市場に広がったことが原因でした。その後、先週末から今週にかけて
株価は落ち着きを取り戻したものの、市場の不安心理は拭い去られていません。
345: 2018/02/23(金)19:19 ID:0(345/1000) AAS
そうした中でトランプ大統領は、以前から打ち出していた大掛かりな
インフラ投資の具体策を発表しました。その狙いはどこにあるのでしょうか?
346: 2018/02/23(金)19:19 ID:0(346/1000) AAS
アメリカでは、株が暴落している。

金利が上昇するという思惑が原因だ。
347: 2018/02/23(金)19:21 ID:0(347/1000) AAS
(??橋)
今後10年で官民あわせて日本円で160兆円あまりをつぎ込み、
全米で老朽化した道路や橋、トンネルや空港などを一気に作り直す。
こうした大規模な公共インフラの整備は、トランプ大統領が、
選挙キャンペーンを始めた直後から公約の目玉に掲げてきた政策課題です。
348: 2018/02/23(金)19:21 ID:0(348/1000) AAS
就任以来推し進めてきた一連の「規制緩和」、法人税率の引き下げを柱とする
「大規模な減税」に続いて、今回の「インフラ投資」の計画は、
いわば“第3のトランプ砲”です。景気を刺激することで、経済成長の押し上げ効果を
狙ったものでしょう。
349: 2018/02/23(金)19:22 ID:0(349/1000) AAS
実際に、経済に与える“即効性”を重視して、この日、議会に提出した予算教書にも、
インフラ整備のため、連邦予算から今後10年で22兆円規模の拠出が盛り込まれました。
許認可にかかる期間も、これまでより格段に短縮したいとしています。

ことし秋の中間選挙を強く意識して、とにかく早く“目に見える成果”を手にしたい。
そうした政治的な思惑が色濃くうかがえるのが特徴です。(??橋)
350: 2018/02/23(金)19:22 ID:0(350/1000) AAS
(神子田)
確かに巨額な投資には景気にプラスの効果をもたらすことが予想されますが、
一方で気になるのが景気の過熱です。というのも、アメリカ経済は去年10月から
12月のGDPの伸び率が、年率に換算した実質で前の3か月に比べて2.6%増加するなど、
ゆるやかな拡大を続けています。お風呂にたとえればちょうどよい湯加減、
“適温”といえます。雇用環境も、ほぼ完全雇用の状況だといわれます。
351: 2018/02/23(金)19:23 ID:0(351/1000) AAS
大規模な失業対策みたいな経済政策。

それが、完全雇用の状況で行われる。

未曾有の実験だ。
352: 2018/02/23(金)19:23 ID:0(352/1000) AAS
こうした中で、トランプ政権が行うさらなるインフラ投資が景気を一段と刺激して新たな雇用を生めば、人手不足から人件費が上昇します。
さらにさまざまな物価にはねかえってインフレになることが予想されます。
いわば経済が“過熱状態”となるのです。
モノの値段が急に上がれば、ひとびとはものを買わなくなり、景気は一気に悪くなってしまいます。
353: 2018/02/23(金)19:24 ID:0(353/1000) AAS
それを未然に防ぐため、中央銀行にあたるFRBが政策金利を引き上げる
つまり金融引き締めを行って、お風呂に水を差すことが必要になります。
しかし、先週は、このFRBによる引き締めのペースが当初思っていたより
速まるという観測が株価の急落につながりました。
354: 2018/02/23(金)19:25 ID:0(354/1000) AAS
水を入れすぎて、ちょうど良かった景気が逆にさめてしまうことが懸念されたからです。
トランプ大統領はこの株価下落どう受け止めているのでしょうか?
355: 2018/02/23(金)19:25 ID:0(355/1000) AAS
(??橋)
表向きは静観の構えです。ホワイトハウスは、
「経済のファンダメンタルズ=基礎的条件は非常に強い」として、
先行きへの楽観的な見方を崩しません。
トランプ大統領は、株価の下落が雇用の改善を示す統計が発表された直後だっただけに、
「良いニュースが報じられた時に株価が下がる。大間違いだ」とツイッター上で
つぶやいて不満を露にしました。FRBに対しても、中間選挙を前に、
何が何でも景気は冷やしてくれるなというのが本音なのでしょう。
356: 2018/02/23(金)19:26 ID:0(356/1000) AAS
実は、株価の下落は、一時的な現象にとどまっている限り、“意外な効果”もあるのです。
と言うのも、トランプ大統領の経済政策には、“ふたつの顔”があると言われてきました。
ビジネス・フレンドリーで経済を活性化させるのが、いわば“良いトランプ”。
予測不能な言動で、不安や混乱を広げかねないのが、いわば“悪いトランプ”です。
357: 2018/02/23(金)19:26 ID:0(357/1000) AAS
これまで“悪いトランプ”が頭をもたげようとするたびに、大統領の経済アドバイザーたちは、株価への影響を理由に、慎重な対応を促してきました。
現に、難航しているNAFTA=北米自由貿易協定の再交渉について、
いまトランプ大統領は、アメリカ側の要求が通らなければ、離脱も辞さないと警告していますが、
側近たちは、「実際に離脱を決断すれば、市場のさらなる混乱は避けられないだろう」と説得しているのです。
358: 2018/02/23(金)19:27 ID:0(358/1000) AAS
トランプ大統領は、就任以来の株価上昇をみずからの実績だと誇ってきました。
それだけに株価の動向は、大統領の過激で予測不能な言動を押さえ込む、いわば“封印の御札”の役割を果たすことが出来るかも知れません。
359: 2018/02/23(金)19:27 ID:0(359/1000) AAS
(神子田)
暴走を防ぐ歯止めになるというわけですね。私が今回のインフラ投資で、
もうひとつ気になるのが、巨額の財政支出が景気にマイナスの影響を及ぼすことです。
その仕組みです。アメリカ財政はいますでに赤字です。
そしてトランプ大統領がすでに打ち出した大掛かりな減税の影響で、
歳入が減ることになります。
360: 2018/02/23(金)19:28 ID:0(360/1000) AAS
そのうえ、インフラ投資で歳出が増えれば、アメリカが抱える借金はさらに膨らみます。12日に発表された予算教書では、今年10月から始まる2019会計年度で、アメリカの財政赤字は去年段階の見通しの2倍近い100兆円を超える規模に達する見通しです。
するとアメリカ政府が借金をする=つまり国債を発行する際には、国の借金が膨らみ信用度が低くなった分だけ高い金利を支払わなければならなくなります。
361: 2018/02/23(金)19:28 ID:0(361/1000) AAS
財政赤字100兆円。

未曾有の社会実験だ。
362: 2018/02/23(金)19:29 ID:0(362/1000) AAS
アメリカ国債の金利は、市場の金利の目安となるので、今後アメリカの金利がさらに上がるのではという懸念が強まっています。
これは景気の改善にともなう金利の上昇とは異なり、中央銀行のコントロールの及ばない範囲での金利の上昇となるおそれがあります。
363: 2018/02/23(金)19:29 ID:0(363/1000) AAS
金利が上昇すれば、企業が設備投資資金を借りるための利息の支払いが増加して、業績の悪化につながるほか、個人が自動車や住宅を買うときのローンの負担も増えて、経済全体にマイナスの影響を与えかねません。
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