法律ってそもそも何? 哲学的な視点から (210レス)
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11(1): 10/07(月)18:03 ID:0(11/210) AAS
そもそも論で言うなら権力の代行
要するに本質は権力なので、権力のないところに法律もない
本質が権力なのでその力の及ぶ範囲は国内にとどまる
経済のように国境を越えることが出来ない
では権力と法律にどんな違いがあるかというと、法律は
一般性がある、多くの人にあるいは誰もが該当するってことだな
なので範囲が広いので統治する上では有効になる
代わりに法律は権力と違って融通が利かない、機動性がないので
権力と比べると速度が遅い
両者は似てはいるのだが、権力に似た法律と、法律に近い権力がある
まず権力に似た法律は裁量権と呼ばれるものだ、ある組織が独断で
判断しても良いと定められたもので、検察や学校長などがこれに当たる
組織のトップは法律によって自由に振舞ってよい裁量権が与えら
れている場合がある
反対に法律に近い権力は、いわゆる政令、内閣府令、省令がある
法律ほど強力ではないが柔軟に変更できて現場に則した対応力がある
なお冒頭でも書いたように法律はあくまで権力の代行なので
ぶっちゃけて言えば運用されない事だってある、つまり条件は
満たしているのだが、法律が使われないということだ
よくある例が詐欺である、犯罪の要件は満たしていても捜査が
面倒なので放っておかれる
他にも良くはなくても住居不法侵入してもよほど悪質で
なければ注意を受けて済むことが多いだろうし、
人を殺しても発見されなければ事件そのものが発生しない
窃盗も計算が合わなければあることは分かっているが
発見できなければ事件にはならない
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