法律ってそもそも何? 哲学的な視点から (210レス)
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2: 職長 10/04(金)16:45 ID:0(2/210) AAS
法の定立が感性に因るものなのか、理性に因るものなのかも議論の歴史がありよねえ
卵が先がニワトリが先かみたいな。正しさというものは人から教わって後天的に身につくものなのか
それとも元々先天的に備わっているものなのかという議論。
イギリスの思想とかは前者、ドイツやフランス等の欧州国は後者の思想が強い。
イギリスで代表的なのはロックの「タブラ‐ラサ」白紙
生まれながらの人間の心には白紙のように生得観念はないという主張。正しさとは後に教わることで身につくものである。
一方、大陸合理論では人間の理性は先天的に備わっているという主張。
これって犯罪への裁きや刑罰へのあてはめで捉えると実際的。
犯罪を起こした人間とは育った環境の要因が大きいのか?
それとも犯罪者は生まれながらにして犯罪を起こす先天的要素があったのか?という議論。
これは何百年も前から認識論の分野で論争が続いている問題で、今でも延々と続く問題。
個人的に言わせていただくとどちらも正しいですよね(笑
犯罪の因果は先天的な要素はもちろんあるし、後天的な要素もある
先天的に粗悪な人間でも環境や矯正によって犯罪を起こさないようにすることは可能だし
先天的に良質な人間でも育った環境によっては悪の道に逸れることはありうる。
まあでも、こういう西欧の中世や近世における人治の時代の思考の闘争ともいえるぶつかり合いを経て
近代、現代の議会制民主主義における法の定立という土台が形成されてきたということです。
個人的に言いたい趣旨は何かというと哲学的視点で見た法律の限界なんだよねえ
人の行動の律を定めるのは法律だけではない。倫理というものがある。これは一朝一夕に身につくものではない
外国人は日本の法律だけ弁えていればそれで済むというのであればこれは理性の限界ともいえないかな
何を言いたいのかといえば端的に言ってやる。「理」に欺かれるなということさ。
法律でそうなってますからで移民や外国人の問題が済むわきゃないだろということですね。
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