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ピアノ大人初心者のためのスレッド 30日目 (1002レス)
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242
: 2022/02/19(土)13:47
ID:GaSMiCUi(1)
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242: [] 2022/02/19(土) 13:47:14.21 ID:GaSMiCUi 『マッチポンプ』という言葉があります。 大辞泉によれば、「自分で問題やもめごとを起こしておいてから収拾を持ちかけ、何らかの報酬を受け取ろうとすること。 または、その人。マッチで火を付けてポンプで消化するという二役を一人でこなす意」とあります。 マッチポンプとしてよく槍玉に挙げられるのが、マスメディアです。 彼らは、人々の感情を煽るような報道をしては、新聞や雑誌の売り上げやテレビの視聴率を稼ごうとしている、というわけです。 しかし、マッチポンプのようなやり方は、何も特別なことではありません。 私たち人間は、常に、マッチポンプのような生き方をしているとも言えます。 『なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか』という刺激的なタイトルの本の中に、ウィレム・ヴァン・デン・ハルという 1800年代に生きた人物の自伝が紹介されています。 彼は、青年のころから、「侮辱されたり、不当な扱いを受けたり、誤解されたりすることに非常に敏感」だったのですが、 そんな彼に次のようなエピソードがあります。 それは、彼が休暇で訪れていた場所から、曳き船で、Aという彼の住んでいるところに戻ろうとしたときのことです。 Aまでの船賃が足りないことに気付いた彼は、途中のBというところで船を降りてそこから歩いて帰ることに決めました。 そして、桟橋で乗船を待っている他の乗客に混じって立っていると、そこに船長が現れ、 「みなさん、Aに行かれるんだね?」と大声で確認していました。 彼は、Bで降りるつもりでしたが、何も答えずにそのまま乗船しました。 出発後30分ほどしてから船長が料金を集めに来たとき、彼は、途中のBで降りたいことを伝えました。 すると船長は怒り出し、「Bで降りても構わないが、Aまでの料金は払ってもらう。だから、乗船前に、 みなさんAまでだねと確認したんだ。もしBで降りたいのなら、あの時に言うべきだった。」と言って取り合ってくれず、 その後もさんざん侮辱されたことを言われます。 幸いにもBの埠頭で知り合いを見つけ、彼は事なきを得ましたが、船長に侮辱された出来事は、 彼の記憶の中に深く刻み込まれることになりました。 ここにも、人間の演じるマッチポンプという生き方が現れています。 彼には、「自分は、常に侮辱される」という思い込みがありました。 そして、その思い込みを強化するために、常に侮辱されるような行動を繰り返していたのです。 今回のエピソードでも、船長の言うとおり、事前に事情を説明しておけば、何も侮辱されるようなことは言われずに済んだかもしれないのです。 しかし、彼には侮辱されるという思い込みがあるために、侮辱されるような行動を取らなければいけなかったのです。 そこで、彼は、自ら侮辱されるような状況を創り出し、その中で侮辱されるような行動を取ることによって、本当に侮辱されるという報酬を受け取っていたのです。 まさにマッチポンプという自作自演による欺瞞です。 私たち人間の行動をよく観察してみれば、ほとんどの人たちが、これと同じような行動をしているのです。 それゆえ、自分の行動の目的に気づくことができれば、マッチポンプという自作自演の欺瞞にも気づくことができるようになるのです。 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 http://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/piano/1641817122/242
マッチポンプという言葉があります 大辞泉によれば自分で問題やもめごとを起こしておいてから収拾を持ちかけ何らかの報酬を受け取ろうとすること またはその人マッチで火を付けてポンプで消化するという二役を一人でこなす意とあります マッチポンプとしてよく槍玉に挙げられるのがマスメディアです 彼らは人の感情を煽るような報道をしては新聞や雑誌の売り上げやテレビの視聴率を稼ごうとしているというわけです しかしマッチポンプのようなやり方は何も特別なことではありません 私たち人間は常にマッチポンプのような生き方をしているとも言えます なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのかという刺激的なタイトルの本の中にウィレムヴァンデンハルという 1800年代に生きた人物の自伝が紹介されています 彼は青年のころから侮辱されたり不当な扱いを受けたり誤解されたりすることに非常に敏感だったのですが そんな彼に次のようなエピソードがあります それは彼が休暇で訪れていた場所から曳き船でという彼の住んでいるところに戻ろうとしたときのことです までの船賃が足りないことに気付いた彼は途中のというところで船を降りてそこから歩いて帰ることに決めました そして桟橋で乗船を待っている他の乗客に混じって立っているとそこに船長が現れ みなさんに行かれるんだね?と大声で確認していました 彼はで降りるつもりでしたが何も答えずにそのまま乗船しました 出発後30分ほどしてから船長が料金を集めに来たとき彼は途中ので降りたいことを伝えました すると船長は怒り出しで降りても構わないがまでの料金は払ってもらうだから乗船前に みなさんまでだねと確認したんだもしで降りたいのならあの時に言うべきだったと言って取り合ってくれず その後もさんざん侮辱されたことを言われます 幸いにもの埠頭で知り合いを見つけ彼は事なきを得ましたが船長に侮辱された出来事は 彼の記憶の中に深く刻み込まれることになりました ここにも人間の演じるマッチポンプという生き方が現れています 彼には自分は常に侮辱されるという思い込みがありました そしてその思い込みを強化するために常に侮辱されるような行動を繰り返していたのです 今回のエピソードでも船長の言うとおり事前に事情を説明しておけば何も侮辱されるようなことは言われずに済んだかもしれないのです しかし彼には侮辱されるという思い込みがあるために侮辱されるような行動を取らなければいけなかったのです そこで彼は自ら侮辱されるような状況を創り出しその中で侮辱されるような行動を取ることによって本当に侮辱されるという報酬を受け取っていたのです まさにマッチポンプという自作自演による欺です 私たち人間の行動をよく観察してみればほとんどの人たちがこれと同じような行動をしているのです それゆえ自分の行動の目的に気づくことができればマッチポンプという自作自演の欺にも気づくことができるようになるのです 最後まで読んで頂きありがとうございました
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