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名無しの魂★糞コテはご遠慮ください★詩は誰のもの (202レス)
名無しの魂★糞コテはご遠慮ください★詩は誰のもの http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/
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151: 名前はいらない [sage] 04/09/01 18:13 ID:E+EGCx2d >>114 >>114と>>115が同じひとかどうかはわかりませんが >>114に レスを書き込める雰囲気ではないまま何日も過ぎる間 「白磁」へのレスは何度もわたしの頭で繰り返されていました 感想は今も変わっていませんから書いておきましょう あなたが白磁を見つめています (どこで出会ったのでしょう、美術館?それとも) まっすぐに向かい合っています (若いあなたの心がびりびりと感応しています) 雑音は全て遠くに追いやられて、 あなたと白磁はふたりきり、そこにいます それはあなたの才能です (たぶん、若くみずみずしい季節だけに与えられた才能です) そしてそのときに感じたものを忘れてしまわずに 書きとめようとする気持ちを持つあなたが、わたしは好きです あなたの「。」の打ち方、連の分け方、それは全部あなたが じっくり取り組んだことを教えてくれています 濃密な時間を費やしたことを教えてくれます ゆっくり読んで欲しい、という気持ちも感じとれます http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/151
152: 名前はいらない [sage] 04/09/01 18:15 ID:E+EGCx2d けれども、この「白磁」が少しだけ 読み進むわたしを惑わせたことにも触れましょう >陶器のかけら >白くたたずむ。 陶器は、すっくりとたたずんでいます。それはとてもきれいな姿です。 でも、かけらは? わたしの中では、かけらは大抵転がっているか、落ちているかなので (イメージが貧困なのよね)シクシク かけらがたたずむ、というイメージを浮かべるのは少し難しかったw でも、「たたずむ」という表現で、その存在が静謐であることをあなたは 書きたいのがわかりますから、これはそのまま感じていましょう http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/152
153: 名前はいらない [sage] 04/09/01 18:16 ID:E+EGCx2d 2連目には、あなたの「白」い色への考え方があります あなたは「白」を「そまるために、だから当然七色から外されて、七色を 補うべく」あるのだと言います ところがわたしは、「白」を、ある意味全ての色を駆逐するものだと 考えていますから、わたしにとっての白は「拒む」ものではありませんw そんなところがとても新鮮で、不思議な感覚を覚えました 単一波長光のナトリウムランプを、白磁(発光体ではないのに)が羨んでいる、 ここもおもしろいです (わたしにとっては「白」は、何よりも強くて)、 光の三原則、という言葉があるでしょう? 光は重なり、最後には 白い光になりますね 色は重なり重なりして、やがて黒になりますが (もう発光体も色も反射もごっちゃになっているところで遊んでいます) そんなことをぼんやり考えたりしながら、とても面白い経験をしました http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/153
154: 名前はいらない [sage] 04/09/01 18:17 ID:E+EGCx2d 白磁の望む自らの姿は、もはやこの世での存在を許されるものでは ないから、 「それでこんな姿になってしまったのか」 あなたはまた白磁と向かい合うでしょう 今とは少し変わっているかも知れない、あなたの心は? そのときのあなたにとっての「白」のイメージは? そのときのあなたに語りかけてくる白磁の声は? その瞬間まではあなたにもわかりませんが あなたはきっとまざまざと思い出せるでしょう この詩に取り組んで書き上げたことによって、少し若かった あなたの心に懐かしく出会えるでしょう そのカードを手にしたあなたを、わたしは羨ましいと思います あなたへの評価は見ました 「悪くない」 「いい」と同じことですw http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/154
155: 名前はいらない [sage] 04/09/01 18:25 ID:E+EGCx2d 透明レス ──────── 「白磁」が題なのなら、 一行目の「陶器」は「磁器」の方がいいかも知れません 怒んないでね 最初に読んだときから、ずっと気になっていたので ──────── http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/155
156: 名前はいらない [sage] 04/09/02 22:41 ID:q0XxTMxu スレッド:~~詩で遊ぼう!投稿梁山拍 10th edition~~ ↑この1行を入れただけで改行エラーになってしまったので ↓に置きます http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/156
157: 名前はいらない [sage] 04/09/02 22:46 ID:q0XxTMxu それでもやっぱり改行エラーになるので(なぜだ) 仕方がないからふたつにわけます 303 ひかり222号 04/01/21 03:43 ID:Z27s6Jbx これは別に永遠の別れとか そういう重たいものじゃないから まさかね 自分が泣くとは思ってもみなかったけれど ブレーキが解かれて重たい車輪が ゴトリと動き出すと 最後の最後まで君が笑かすから おどけてトカゲダンスなんかするから だから僕は笑いながら 笑いながら逆を向いた http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/157
158: 名前はいらない [sage] 04/09/02 22:47 ID:q0XxTMxu (つづき) 風花が咲いている だからきっとこの風景はぼやけていて それでいて無駄に明るく 僕のいる車内がやけに暗い トンネルが絶妙の間で入ってきて 白黒の窓に僕を映したら いつもよりより不細工な男がこっちを見ていた 居たたまれなくなってカーテンを閉めたら はらりひらり 風花が窓を越えてまた咲いた 「もういいかい」って聞いてな そしたらでっかい声で「まだだよ」って言うから でも何度でも「もういいかい」って聞いてな そのうちきっとあのトカゲダンスで 今度はおまえを笑かすから カーテンを開けたらトンネルも終わって 対抗列車の轟音に 僕はちゃんとびっくりした http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/158
159: 名前はいらない [sage] 04/09/02 22:57 ID:q0XxTMxu >>158 7行目 「いつもよりより」は「いつもより」だと思いましたが そのままにしました 読んでいるときに気づかないほどだったからです >「もういいかい」って聞いてな >そしたらでっかい声で「まだだよ」って言うから >でも何度でも「もういいかい」って聞いてな この「な」がレアに響いてきて 世界中でふたりにしか通じないトカゲダンスを思い 言いたくはないけれど、わたしは少し涙が出ました http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/159
160: 名前はいらない [sage] 04/09/05 02:22 ID:bB83DNMV スレッド:書いた詩‥評価してあげるよ?Part21 334 名前はいらない sage 04/07/25 16:40 ID:5rIwJg3i ロマンチック 腐った海水と重油の匂いの漂う大きな港の 小さな焼き鳥屋 油の浮いたテーブルには きつい仕事を終えた鋼の腕が並ぶ 開けっ放しの戸口から蒸し暑い夜が流れ込む ここは別天地 腐った海水と重油の匂い漂うこの港で その日生きる衝動を使い果たした男たちが 明日までの短い時間の中 明日を生きる衝動を溜め込む場所 すっかり顔なじみとなったひとたちが つい3ヶ月ほど前に働き出した新入り 親なしのやせっぽちを哀れみながら焼酎をあおる いいかむりはするなよ しごとでけがをしたらそんだ そのうちこつもわかってくる まだわかいんだ からだもできてくるさ なにかあったらえんりょなくいうんだぞ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/160
161: 名前はいらない [sage] 04/09/05 02:23 ID:bB83DNMV (続き) そんな別天地の真夏の夜に 事務所に行ったらここだって聞いたの そいうって君は現れた 香水の香り漂う英語塾の教師 場違いな闖入者の登場に 静まり返る店の中で 僕と同じ飲み物をくれと頼み 差し出された焼酎を 嬉しそうに礼を言って飲み干す君 上がる歓声 なんだこのやろういつのまにこんなおじょうさんをだましやがった ひとこともいわなかったじゃないか なぁねえちゃん このやせっぽちのどこがいいんだ? このやろうこないだぶったおれやがってせわのやけるやつなんだぜ そんなのよりどうだおれとしょたいもたないか? よるだってこいつなんかよりじょうとうだぞ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/161
162: 名前はいらない [sage] 04/09/05 02:24 ID:bB83DNMV (続き) 気がつけば宴の輪の真ん中に君はいて コロコロと笑いながら鋼の腕どもを従える 君は南の国からの帰国子女で お世辞にも日本語はうまくない たくさんの人に囲まれて君が笑っているのを見たのは それが初めて 君は酔いをさまそうと僕を誘い 店を出て夜風に当たる 生ぬるい潮風が重油の匂いを運ぶ あたし帰りたいなぁ南の国に ねぇ結婚したら南の国に住もうよ あたしぽこぽこ子供を生んで みんなで真っ黒に日焼けして写真をとるの そしてみんなパンツとサンダルだけで暮らすの 汗と油に汚れた手を握って 君は海を見ている この饐えて死にかけた海は 君の生まれ故郷 南の国へと続いている その砂浜では 真っ黒に日焼けしたおおぜいの子供たちと君 そして僕が笑ってる なんてロマンチックな夜なの そう言って君はやせっぽちの僕にキスをした http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/162
163: 名前はいらない [sage] 04/09/07 16:47 ID:4KSq5IWZ >詩にしてはずいぶん長いと思います。主題が面白いのでもっとまとめればいいかも。 >あとラストの「ロマンチック」、前文とのつながりが弱すぎて唐突な感じ。 たったひとつ、こんなコメントを受けたまま この美しい名無しさんの物語は流されていきました http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/163
164: 名前はいらない [sage] 04/09/07 16:52 ID:4KSq5IWZ 慣れない仕事についたやせっぽちが 逞しい先輩たちに囲まれています からかわれて、気遣われはげまされて 仕事後の開放されたひととき 焼き鳥屋の明かり やせっぽちよりはるかに日焼けした仲間の顔 アルコールが加わってますます陽気な声 おおらかな魂たちが 頼りないやせっぽちをたずねてきた女の子に驚きます 帰国子女で、ことばもまだ自在にはあやつれず 少しだけさびしい思いをしながらいる そんな彼女をやせっぽちはほんの少し 痛々しく思ったりすることもあったのでしょう http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/164
165: 名前はいらない [sage] 04/09/07 16:54 ID:4KSq5IWZ 焼酎を嬉しそうに飲み干した女の子! いつか当然のように鋼(はがね)の腕どもを従えて(全ての腕は、彼女に 広げられ、抱きとめて) こんなに屈託なく女の子は笑うのです 今までで一番自由で、自然な笑顔です 見つめているやせっぽちの心に溢れた幸福感と感動とを わたしは思わずにいられません やせっぽちが愛されている、世界中でいちばん魅力的な女の子! 仕事仲間たちが期せずして教えてくれたのです 彼女に向けられた、ごまかしのない陽気な笑顔で http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/165
166: 名前はいらない [sage] 04/09/07 17:00 ID:4KSq5IWZ 上気した頬のまま女の子はやせっぽちの汗と油に汚れた手を握り、 幸せのつづきを夢見ます あたたかだった南の国の人々を思い、 ぼこぼこ子供を産んでおおぜいになる家族のくらしを思い、 彼女の語る夢にやせっぽちは聞き入ります ふたりきりの海辺に風がわたります 最終連のこれが唐突なロマンチックなのなら 唐突でないロマンチックとはなんなのかを聞いてみたいほど すべてがロマンチックに感じられる詩でした わたしが思い浮かべた南の国(パンツとサンダルだけでくらす)は なぜかゴーギャンがわたっていったタヒチです http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/166
167: 名前はいらない [sage] 04/09/11 02:01:57 ID:txGJxA7q >>90-91 これは僕が書いた詩なんですけどどこのスレにありました? 正直このスレにピックアップされてて嬉しかったです。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/167
168: 名前はいらない [sage] 04/09/11 09:52:58 ID:ahLL43H8 >>167 http://ruku.qp.tc/dat2ch/0407/13/1066428129.html 題名がつけられていなかったので、わたしには とても残念に思えたのを覚えています 荒れているスレに「名無し」でかきこまれて そのまま流れていくのもやっぱり残念で ここに来てもらいました http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/168
169: 名前はいらない [sage] 04/09/11 23:49:20 ID:nDSNLVXj >>168 そうですね、なんで題名つけなかったんだろ。 あのスレは荒れてたというか北が一人で文句言ってただけでしょう。 僕はムーサさんの感想を聞きたかっただけです。 でもほかの人も読んでくれてたとは嬉しいです。 ちなみに僕は本来名無しではなくコテなのであしからず。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/169
170: 名前はいらない [sage] 04/09/12 00:51:46 ID:2Ad68hcO 今、天才スレを読んでよかったのを2つ挙げます。 「試合」 鼻が潰れるかもしれない。 アゴが砕けるかもしれない。 息ができなくなるかもしれない。 意識が飛ぶかもしれない。 足首が捻れるかもしれない。 膝が壊れるかもしれない。 右目と左目が合わなくなるかもしれない。 指を折るかもしれない。 息ができなくなるかもしれない。 嘔吐するかもしれない。 血を流すかもしれない。 万が一、明日を失うかもしれない。 でも、このままじゃ今を失う。 ※この最終行、なんか企業とかCMで使われるポジティブ系のむかつく抽象的な言葉のようだけど それとは違う。僕はこの言葉は今まで聞いたことない、驚いた。 臨場感が素晴らしい。この臨場感は試合に限らず日常でもいろんなとこで起こってる瞬間だと思う。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1089369010/170
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