[過去ログ] ウルトラマンが悩みを聞いてくれるスレ 2号 (970レス)
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832(1): [age] 2006/11/30(木)01:49 ID:??? AAS
【バルタン星人著 「真実」より抜粋】
あの人は、地球に降り立ちウルトラマンを破壊すると言って譲らなかった
「無茶ですよゼットンさん!M78星雲の連中は確実に地球を侵略するつもりです!
ウルトラマン一人倒した所で次の刺客が来るだけですよ!」
「…地球に済む人々はウルトラ兄弟の真意に気付いてない…ほっとく訳にはいかない。」
「M78の連中の民衆扇動は完璧です!地球人にはガキのうちからウルトラ一族を英雄視させてます!
今助けてもあなたが非情な犯罪者になるだけだ!」
「…。」
「俺、全部聞いちまったんです。防衛軍の新兵器の話を…
もし奴を倒せても、あなたが助けようとしてる人間達自身の手であなたは死ぬ!」
「…。」
「なんでですか!?
なんであんたが罪を被ってまで人間達を助けなきゃいけないんだ!?」
背を向けたまま、表情は見えなかった
「地球の子供…。見た事あるか?…バルタン」
「…?」
「…かわいいんだぜ。」
あの人は、少し笑ったみたいだった
【バルタン星人著 「物語の終わりに」より抜粋】
あの人は勇敢に戦った。そして勝った。だが地球人は真の敵を知らなかった。
無知は罪だと言うが、地球人に罪はない。
罪があるのはウルトラ兄弟である。
死ぬ間際に送ったのであろう手紙を読んで私は泣いた。
「バルタン…。地球の子供の泣き顔は見てて辛いものだった…。
だが、私が倒れ、誰もがウルトラ兄弟に対抗することがなかった場合起こるであろう事を考えることの方が
私にはもっと辛いことなのだ…。バルタン…お前に地球の子供たちのために無駄死にしろとは言わない。
だが、だがきっとこれから先、私のような者が現れるだろう。せめてそいつらの手助けくらいはしてやってくれ…。
これが私の最後の頼みだ…。また、お前と一緒に飲みたかったぜ…。」
こうして私は今地球に降り立っている。
今度は彼ではなく、私自身の戦いが始まるのだ。
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