[過去ログ] イーブイss [転載禁止]©2ch.net (630レス)
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524: 惨劇のビブラーバ ◆Jb94fDbyyk 2015/08/30(日)13:13 ID:NmPeoEAx0(1/3) AAS
私にとって幼いポケモンの命というのは、とても尊いものであった。
真っ白な、純真無垢で、まったくもって汚し甲斐のある、実に尊いものだ。
尊いものをまるでゴミクズのように消費すること、そこにこそボクは最高のエクスタシイを感じる。
このイーブイも、そのために貰って来たものであるといっても過言では無かった。
「おいしいかい?」もしゃもしゃと餌皿に顔を突っ込んでいるイーブイに、僕はやさしく言葉をかけた。
まだ口の中でポケモンフードを咀嚼するイーブイが返してくれたのは、歓喜の鳴き声ではなく、満面の笑顔だった。
口から食べ物を吹き出して、屈んでいる僕の顔にかかってしまうことを配慮したようだ。幼いポケモンながら、そんな配慮が垣間見えた。
なんていい子なのだろう。胸の中で呻りながら、立ち上がった僕は右足でイーブイを思い切り蹴り飛ばした。
勢いよく後方にブッ飛んだイーブイの身体は、冷蔵庫の頑丈な扉にぶつかって床に転がった。
「げお"ぉぉおっ!げぇぇえぁっぼっ!!」イーブイが血の混じった咳をしながら、消化途中のポケモンフードを嘔吐していた。
結構な量の血を吐いている、蹴飛ばした位置からして、折れた肋骨が内臓に刺さったのだろう。とても苦しそうな咳をしている。
ダメだった。
吐きだされた、少し蕩けたポケモンフードはうっすらと湯気が立っていた。
「ああ。キミは、無垢では無かったんだね、、、。」イーブイに聴こえるかどうかくらいの声量で、僕は小さく呟いた。
まぁ、聴こえていても意味なんてわからないだろうけどさ。
僕は悲しいよ。僕は悲しいよ。繰り返しながら、ボクはイーブイの身体を何度も踏みつけた。
スリッパを履いているから僕の足が汚れることは無い。存分に吐きだしてくれたまえ。
どれくらいの時間が経っただろうか、気付いた時、窓の外からは夕焼けが見えていた。
イーブイの身体は、なんて形容したらいいかわからないくらいグチャグチャになっていた。
コレを何も知らない人が見たら、何だと思うだろう?仔イーブイだって、わかるかな?
血液や吐しゃ物や動物の臓物なんかを、茶色と白の雑巾で無理矢理拭きとろうとしたような、、、。
あまり、エクスタシイは得られなかったナ。
そう嘯きながら、僕は変わり果てたイーブイの処理に取り掛かった。
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