[過去ログ] MOTHER3のダスターとクマトラはラブい (892レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
464: きみのために(3/5) 2008/03/08(土)20:47 ID:cMbsE9kn(6/8) AAS
 あまり時間にルーズな方じゃないダスターが、珍しく待ち合わせに遅刻したため、
クマトラはどうにもそわそわとしていた。
待ち合わせのイノリバの前で、クマトラは野に咲く花を一輪つんだ。
「ダスターはもうすぐ来る…来ない…来る…来ない…」
 イオニアが教えてくれた乙女のたしなみ、花占い。
そんなのバカげていると一笑にふしたけれど、ダスターへの気持ちを自覚してから、
クマトラはたまにこっそり花に望みを託してみたりしていた。
「来る…」
 花占いの結果は、クマトラの表情に安心と笑みを与える。
ベーシストとしての活動が忙しいダスターは、休日は家でだらだらしていたがるから、
省11
465: きみのために(4/5) 2008/03/08(土)20:49 ID:cMbsE9kn(7/8) AAS
「クマトラ」
 突然かけられた声にクマトラは慌てて花を放り投げて振り返る。
恋人への思いで胸がいっぱいになっていたクマトラは、背後に近づいたダスターに気付くのが遅れていた。
「ダダダダスター!遅いじゃないか!あと10秒遅れたら帰っちまうつもりだったんだぞ!」
 ぎろりときつい目で睨むようにダスターを見上げて、そこで、ぱっとクマトラの表情が変わる。
いつもだらけた格好をしていたダスター。
それなのに今日はしゃんとした黒いシャツ、少し光沢のあるグレイのスラックス。
革靴なんてピカピカしている。
喉仏の目立つ首元に巻かれた男物のスカーフなんて、なんかいかにも伊達男を演出していた。
 普段は普通に歩いているだけで周囲の人間に「びんぼくさい」と称されるダスターが、
省14
466: きみのために(5/5) 2008/03/08(土)20:49 ID:cMbsE9kn(8/8) AAS
「それでは行きましょうか、ヒメ」
「お、おう!はやくいくぞ!」
 差し出されたダスターの腕に、一瞬ためらってからクマトラが飛びついた。
歩き出す2人は、誰が見てもこう答えるだろう。
 お似合いだね、と。

 そんな2人の後姿を、木陰に隠れて見詰めている人物がいた。
「ヒメ…!不肖ながらこのウエスじい、ヒメのためなら努力と協力は惜しみませんぞ…!」
 ヒメの喜びが自分のあほ息子と直結していることを嘆きながらも、
あのあほを違う意味で鍛えなおしてやろうと、ウエスは決意を新たにしたのだった。

おしまい。
467: 2008/03/08(土)23:50 ID:CgMAbz48(1) AAS
じいグッジョブ!!!!!
461殿グッジョブ!!!!!
468: 2008/03/09(日)08:14 ID:sKnWn4eF(1) AAS
<<461-<<466
萌 え 殺 す 気 か
469: 2008/03/09(日)09:10 ID:JCMF24Ir(1) AAS
ほんとに萌え死ぬ!!急にどうしたんだこのスレ!!(笑)クマがむくわれてるよかったよう。

昔の親って、子のこと口ではバカバカって言うけど、それほんとに愛情の裏返しなんだよね。溺愛だけが親子の形じゃない、ウエスとダスターはそれを体言しててすきだ。
と知った風に言ってごめん。
グッジョォヴでした!!
470
(1): 453 2008/03/10(月)02:21 ID:vIhtXJhJ(1/3) AAS
ああもう、またしても超絶萌えSSが!
461様、GJですよ!毎日このスレ見るのが楽しみでたまりません。
ダスターとクマトラはもちろん、ウェスに激しく萌えました。
いままで二次創作などしたこともない私が、ダスクマだけでなく親子SSまで書き始める始末。
ハイテンション親父ものんびり息子も恋しちゃってる姫も大好きだー!

せっかくの萌えムードに水をさしてしまいそうですが、私も1つコッソリ投下。
ダスクマといいつつ、クマトラが出てこない詐欺のような駄文です。ダスタースレのほうが良かったかも。
(でもダスター⇔クマトラなのが大前提ですので)

設定としてはED後、平和が訪れた世界でのひとこま。
471: ダスターしっかりしなさい 2008/03/10(月)02:44 ID:vIhtXJhJ(2/3) AAS
「気付いていると思うけど、クマトラだってダスターのことが好きなんだよ」

今日一日の労働を終えて家へと戻る途中、ダスターはリュカに呼び止められた。
男同士で大事な話がある、と連れてこられた川のほとりでいきなりこんなことを言われ、ダスターは言葉に詰まった。

「ダスターの優しさって、ちょっと人に伝わりにくいところがあるからさ。もちろんぼくもクマトラもボニーも
 ダスターの優しいところとかかっこいいところとか充分わかってるよ?でもさ、やっぱりちゃんと言葉に出したり、
 はっきり態度に表すことって大切だと思うんだ」

リュカのいつになく真剣な様子に多少たじろぎつつ、ダスターは疑問を口にする。

「何を言葉にしたり、態度に表すんだ?別に隠し事をしているつもりは無いんだが」
省5
472: ダスターしっかりしなさい2 2008/03/10(月)02:46 ID:vIhtXJhJ(3/3) AAS
「!!!!!」

きっぱりとリュカに言い放たれて、またしてもダスターは絶句してしまった。
頭の中では「そんな風に見られていたのか」やら、「『クマトラだって』とはどういう事なんだ」などという疑問が駆け巡っていたが、

「(子供に恋愛のアドバイスをされるなんて…!)」

この事実はダスターの男としての矜持をいたく傷付け、軽く泣いてしまいそうなショックを受けた。
半ば放心状態で夕日がきらめく川面を見つめていたダスターの背後に、何者かが近づいてくる気配がした。

「わん、わんわわん!(そうだよ、「好き」って気持ちは言葉にすることも大切だよ!)」とボニー。
省5
473: 2008/03/10(月)02:57 ID:Bm0W6fDM(1/2) AAS
ダスターへたれすぎフイタwwwwwwwwww
かわええwwwwwwwうっかりダスターに萌えたwwwwwww
474: 2008/03/10(月)08:27 ID:Bm0W6fDM(2/2) AAS
外部リンク[cgi]:fox.oekakist.com

一応絵板も貼り貼り
475: 2008/03/10(月)09:32 ID:dxG0x9EY(1) AAS
GJ!!!
かっこいいダスターもいいが、ヘタレダスターも大いに萌えるなw

何処までも続けダスクマ連鎖!
476: 2008/03/11(火)04:57 ID:C5uqBB81(1/3) AAS
無駄に長い上に全く萌えないが投下

「?!………ター…………トーム………ッ!」ゴゴゴゴゴゴ……!!!

チュンチュン!

(朝か…いや、もう昼前だが
?おかしいな、時計が二時間戻っている
そして持っていた絞りたてミルクがヨーグルトになってるってことは…)

「えーと、タマゴタマゴ」
ゴソゴソ、ピョイッ
省5
477: 2008/03/11(火)04:58 ID:C5uqBB81(2/3) AAS
「お前いきなり後ろ蹴りしてきたじゃないか、4回も」

「3回じゃなかったっけ?
でもあの時は妙な視線を感じたからなー」

で、今にいたると

まさか22時間も気絶するとは

(あたしが教えたのがαだとすると
クマトラヒメは自力でΩを取得したみたいね)
省7
478: 2008/03/11(火)04:58 ID:C5uqBB81(3/3) AAS
「怒らせたんなら謝ってこい
まさかヒメに手を出したんじゃないだろうな」

「足は出し」

「あほがあほなこと言っとらんで
とっとと行ってこい!」

―ダスターは走った
「やっぱり4回だったよ」
と言いに―

おしまい
479: 2008/03/11(火)07:26 ID:ANdQeoKm(1) AAS
GJ!
いいじゃないか、軽快なテンポで楽しかった。

これがダスクマの日常なのかと思うと萌えてしょうがないw
480: 2008/03/11(火)07:29 ID:q+EeOBM/(1/5) AAS
クマトラがあやしい目でダスターを見てたんですかね?
そ れ は も え る !!

GJでした!また何か書いてください!
481: なにかを、かくして(0/.3) 2008/03/11(火)22:29 ID:q+EeOBM/(2/5) AAS
ほんとしつこいけど文章を書きなれない私が投下。

「なにかの、はじまり」のダスター視点です。

あ、自分はこういうダスターよりどんかんなダスターのほうが好きです…!
482: なにかを、かくして(1/.3) 2008/03/11(火)22:29 ID:q+EeOBM/(3/5) AAS
その細い身体は、本当にあっけないほど簡単に俺の胸に収まった。
勿論、俺は気づいていたとも。
彼女がずっと俺を欲しがっていたことも、俺がずっと彼女のものでいたいと思っていることも。
彼女の背中に、乞われるままに腕を伸ばした。

心の中にふつふつと湧き上がる痺れるような歓喜。
彼女を抱きとめたのは勿論初めてじゃあない。
共に旅をしていれば、自然、そんな機会は何度だってある。
だけどそれとは話が違う。
彼女が俺を欲しがって欲しがって、その想いが彼女の胸の入れ物から溢れて身体に染み渡って、
そして俺に手を伸ばしたんだってことが俺には解る。
省8
483: なにかを、かくして(2/.3) 2008/03/11(火)22:30 ID:q+EeOBM/(4/5) AAS
俺は確かにあほかも知れない、だが自分を過大評価するほど思い上がっちゃいない。
彼女が俺を欲しがるのは、俺しか知らないからだ。
初めて身近に感じた相手に対しての愛着、もしくはインプリンティングのようなものだと思う。
女の子が初めて恋をするのは父親だという。
そう、あれは旅の終わりが見えてきた頃。
彼女が俺を俺を求めていることに気付いた俺は、がむしゃらに腕を伸ばしたくなる思いを抑えて、
決意をひとつ心に秘めた。

彼女がまっしろであること、それを利用して己のものにするようなことだけはすまいと。

彼女は強い子だ。
だけどまっすぐな分脆い。
省2
1-
あと 409 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.254s*