[過去ログ] 被差別部落の場所を具体的に教えろ [559913438] (117レス)
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(1): [ageteoff] 2018/04/20(金)22:14 AAS
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日本固有の差別知って 「部落」題材英訳絵本を出版 福岡市の元中学教諭・園田さん

福岡市東区の元中学校教諭、園田久子さん(73)が被差別部落に伝わる物語を題材にした絵本「いのちの花」の英語版を自費出版した。被差別部落に通って50年余り。自分が受けたことのない差別を表現するのに七転八倒しながら言葉を紡いだ。「日本的な考え、文化が生んだ日本にしかない差別だからこそ、海外の人にも知ってほしい」と願う。

 「いのちの花」の舞台は江戸時代の福岡藩。1800(寛政12)年、芝居見物で酒に酔って暴れた侍を5人の若者が懲らしめたところ、藩は差別されていたむらに「5人を差し出さないと焼き払う」と厳命。むらを救うため、無実の若者5人が処刑された。福岡市には「五人衆」の墓が立つ。

 園田さんはこの伝承を基に、ペンネーム「そのだひさこ」で詩を創作。「原爆の図」を描いた丸木俊さんに挿絵を依頼し、2001年に日本語の絵本を自費出版した。新たに英訳をしたのは英国の大学教授で部落差別を研究しているイアン・ニアリーさん。九州大に留学経験がある。

 園田さんが「むら」に通うようになったのは九州大の学生時代からで、集会所で中学生に英語と数学を教えるアルバイトをして生活の糧にしていた。

 専攻は哲学。部落差別の知識はなかったが、むらでたくさんの人に出会い、差別の歴史と現実を知る。中でも全国水平社書記局長を務めた井元麟之(りんし)さん、部落史研究で業績を残した松崎武俊さんを師と仰ぐ。

 学校の教壇に立ち、部落差別は「デリケートでタブーの多い特別なもの」と感じるようになった。同和教育は「差別をしてはいけない」と答えを型にはめる。教材がパターン化して、生徒におもしろくない授業と思われがちだった。

 「教育の商売道具である言葉が不自由だった」。それに比べると、井元さんや松崎さんが語る部落問題は言葉が生きていた。「自身の存在を懸けて発していたからだ」と考える。

 どうすれば豊かな言葉で部落差別を表現できるか。試行錯誤し、自分の手で教材を作ることに活路を見いだした。その成果の一つが「いのちの花」である。

 英語版は小中学校にも届けたい。「英語教育にも活用してもらえれば」。2千部作製、3千円。
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