[過去ログ] 【^J^】< 自己命題に潰される唯物論は? 三流ばい! >(^こ^); 3 [無断転載禁止]©2ch.net (694レス)
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457: 2017/03/09(木)12:05 ID:nah+Bssd(1/4) AAS
丹波道の大江の山のさな葛絶えむの心我が思はなくに
大崎の荒礒の渡り延ふ葛のゆくへもなくや恋ひわたりなむ
木綿包み [一云 畳] 白月山のさな葛後もかならず逢はむとぞ思ふ [或本歌曰 絶えむと妹を我が思はなくに]
はねず色のうつろひやすき心あれば年をぞ来経る言は絶えずて
かくしてぞ人は死ぬといふ藤波のただ一目のみ見し人ゆゑに
住吉の敷津の浦のなのりその名は告りてしを逢はなくも怪し
みさご居る荒礒に生ふるなのりそのよし名は告らじ親は知るとも
波の共靡く玉藻の片思に我が思ふ人の言の繁けく
わたつみの沖つ玉藻の靡き寝む早来ませ君待たば苦しも
わたつみの沖に生ひたる縄海苔の名はかつて告らじ恋ひは死ぬとも
省15
458: 2017/03/09(木)12:10 ID:nah+Bssd(2/4) AAS
馬柵越しに麦食む駒の罵らゆれど猶し恋しく思ひかねつも
さ桧隈桧隈川に馬留め馬に水飼へ我れ外に見む
おのれゆゑ罵らえて居れば青馬の面高夫駄に乗りて来べしや
紫草を草と別く別く伏す鹿の野は異にして心は同じ
思はぬを思ふと言はば真鳥住む雲梯の杜の神し知らさむ
紫は灰さすものぞ海石榴市の八十の街に逢へる子や誰れ
たらちねの母が呼ぶ名を申さめど道行く人を誰れと知りてか
逢はなくはしかもありなむ玉梓の使をだにも待ちやかねてむ
逢はむとは千度思へどあり通ふ人目を多み恋つつぞ居る
人目多み直に逢はずてけだしくも我が恋ひ死なば誰が名ならむも
省15
459: 2017/03/09(木)12:15 ID:nah+Bssd(3/4) AAS
我が背子が使を待つと笠も着ず出でつつぞ見し雨の降らくに
心なき雨にもあるか人目守り乏しき妹に今日だに逢はむを
ただひとり寝れど寝かねて白栲の袖を笠に着濡れつつぞ来し
雨も降り夜も更けにけり今さらに君去なめやも紐解き設けな
ひさかたの雨の降る日を我が門に蓑笠着ずて来る人や誰れ
巻向の穴師の山に雲居つつ雨は降れども濡れつつぞ来し
度会の大川の辺の若久木我が久ならば妹恋ひむかも
我妹子を夢に見え来と大和道の渡り瀬ごとに手向けぞ我がする
桜花咲きかも散ると見るまでに誰れかもここに見えて散り行く
豊国の企救の浜松ねもころに何しか妹に相言ひそめけむ
省15
460: 2017/03/09(木)12:19 ID:nah+Bssd(4/4) AAS
草枕旅の衣の紐解けて思ほゆるかもこの年ころは
草枕旅の紐解く家の妹し我を待ちかねて嘆かふらしも
玉釧まき寝し妹を月も経ず置きてや越えむこの山の崎
梓弓末は知らねど愛しみ君にたぐひて山道越え来ぬ
霞立つ春の長日を奥処なく知らぬ山道を恋ひつつか来む
外のみに君を相見て木綿畳手向けの山を明日か越え去なむ
玉かつま安倍島山の夕露に旅寝えせめや長きこの夜を
み雪降る越の大山行き過ぎていづれの日にか我が里を見む
いで我が駒早く行きこそ真土山待つらむ妹を行きて早見む
悪木山木末ことごと明日よりは靡きてありこそ妹があたり見む
省10
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