[過去ログ] 【イエス】み言葉と共に【キリスト】Part1 (1002レス)
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230: ろんぎぬす 2019/07/28(日)12:51 ID:MOZXsyyf(13/26) AAS
霊操(岩波文庫)イグナチオ・デ・ロヨラ著_門脇佳吉訳・解説
霊操 第二週 第四日p150
二つの旗についての黙想
キリストの旗とルシフェルの旗を黙想する。
一方は、最高司令官である、われわれの主キリストの旗であり、他方は人間の不倶戴天の敵ルシフェルの旗である。
[解説]・・・「旗」(bandera)とは、もともと軍旗を表す。
軍団は戦場で戦うとき、軍団の精神を鮮明に誇示し、戦意を高揚するために軍旗を先頭に押し立て、進む。
この黙想における「二つの旗」とは、人類救済の悲願に燃えるキリストと人類の敵の、
二つの相違する精神・意図・行動基準などの象徴である。・・・
p152
準備の祈り いつも通りに行う。
第一前備 ・・・略・・・
第二前備 ・・・略・・・
第三前備 自分が切に望むものを願う。
ここでは、凶悪な首領の奸計(はかりごと)を悟ることと、その奸計から身を守るために助けを願う。
さらに、真の最高司令官であるキリストが示し給う真の生命を悟ることと、キリストに似るために助けを願う。
[第一部 ルシフェルの旗]p153
第一要点 すべての敵の首領が、・・・炎と煙の大玉座に座しているすさまじい姿を想像する。
第二要点 ルシフェルが数限りない悪魔を呼び集め、・・・散開させ、全世界に送ることを考察する。
どんな地方でも、・・・、どんな人物であろうとも、ルシフェルはその一つをも見落とさないのである。
第三要点 ルシフェルが配下にする説教を考察する。人々に網を投げ、鎖をからめるように勧めている様を考察する。
まず第一に、富への欲望をもって人々をいざない、それによってもっと自然に世の空しい名誉を抱くようになり、
ついに底知れない傲慢に一層たやすく陥るようにさせる。
・・・。従って、・・・。ルシフェルは人々をこの三段階から他のあらゆる悪徳に引きずり込むのである。
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