[過去ﾛｸﾞ] 【仏教】悟りを開いた人のスレ454【天空寺】 (1002ﾚｽ)
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385(1): 夕 2019/10/11(金)17:13 ID:zX9g3i5W(2/5) AAS
ハジくん、先達の話を首を突っ込んだら
黙って、聞いている方がいいです。
基本面白いです。自分が調べるうえで指標にないります。
ところが空海の場合、31歳になるまで、乞食（こつじき）僧・優婆塞を貫き通している。
ちなみに、修験道の祖・役小角もやはり優婆塞であって、
天平の怪僧・行基（ぎょうぎ）は、優婆塞を保護している。
青年時代、優婆塞であったことが、空海の一生を決定づけている。
優婆塞は山林修行者であり、修験者と同類だから、
修験道の歴史を考える上でも、
この空海の行動を無視することはできない。
空海や高野山と修験道について、五来重氏は、
空海の足跡』（角川選書）の中で、次のように述べている。
山岳宗教を通して高野山をみるということは、
高野山のいろいろな謎を解くことになります。
弘法大師がなぜ霊異の人であったか、
あれだけの奇蹟を行なうことができたか。
その後に出来た『御遺告（ごゆいごう）』や大師の伝記には、
想像もできないような奇蹟を多く載せています。こうした奇蹟を行なうことができるのは、
それはもう、山岳宗教というものの帰結として起こるのだということをいわざるをえないわけです。
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