[過去ログ] 【初心者】キリスト教@談話室847【歓迎】 (1002レス)
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(1): 七味 2020/05/14(木)10:13 ID:7ngIItho(9/15) AAS
日本の温和な子育てについて、昔の多くの欧米人の記述があります。

戦国時代(16世紀)に日本を訪れたポルトガル出身の宣教師フロイスは次のように記しています。
「われわれの間では普通鞭で打って息子を懲罰する。日本ではそういうことは滅多におこなわれない。ただ言葉によって譴責するだけである」。

「注目すべきことに、この国ではどこでも子供をむち打つことはほとんどない。子供に対する禁止や不平の言葉は滅多に聞かれないし、家庭でも船(長崎から江戸への船旅)でも子供を打つ、叩く、殴るといったことはほとんどなかった」
(18世紀後半に日本を訪れたスェーデン人ツュンベリ)。

「日本人の性格として、子供の無邪気な行為に対しては寛大すぎるほど寛大で、手で打つことなどとてもできることではないくらいである」
(19世紀前半の日本を訪れたオランダ人フィッセル)。

「私は日本が子供の天国であることをくりかえさざるを得ない。世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない。ニコニコしている所から判断すると、子供達は朝から晩まで幸福であるらしい」
(19世紀後半(明治初期)の日本をみたアメリカ人モース)。

日本を訪れた欧米人の言葉からもわかるように、同時代の欧米や中国ではムチで打つなどの体罰がさかんだったため、体罰の少なさは、日本のしつけや教育に驚いたのです。

江戸時代の始め(17世紀前半)ごろから、日本人は、家庭や学校、寺子屋で体罰をほぼなかったそうです
(『体罰の社会史』新曜社、1989年)。

庶民教育を担った寺子屋では、罰として、居残りさせたり、立たせたりすることは行われていたようですが、体罰は非常に少なかったと見られています。
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