[過去ログ] 第36章 悟前(ごぜん) 未悟(みご)は求めましょう、大悟を (15レス)
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11: 2021/03/28(日)03:10 ID:hdST3mOk(1) AAS
バス停でバスを待つ行列の先頭に立つ日のわたしは、天国行きのバスに乗り込むのか、地獄行きのバスか?
小心者で冴えない男、ジョンが死んだ。
天国の門の前で、天国に住むには、ふさわしい人間かどうかの審査を受けていた。
審査の天使はジョンの経歴を調べながら、眉間にしわを寄せながら困惑した顔で尋ねた。
「あなたは地獄へ行くような悪人ではありません。が、天国に入るほどの善人でもありません。 生きてい時きにした善い行いはありませんか?」
「一つだけあります」とジョンは答えた。
「ほう、それはどのようなことですか?」
「あるとき、私が車を運転していると、道端で一人の女性が荒くれライダーたちに絡まれていたのです」
「それで?」
「私はとても恐かったのですが、よく見るとその女性はとびっきりの美人でした。それで私は勇気を出して車を道路わきに停め、やつらに言ってやったのです」
「なんと?」
「おい、お前ら! その女性から手を放せ! さもないと俺がこてんぱんにしてやるぞ!」
「ほう、それは勇気のある行動をしましたね。それはいつ頃の話ですか?」
天使の質問にジョンは胸を張って答えた。「5分ほど前です!」
天使は地上を見た。
ブロンドの美女は何事も無かったのようにその男の遺体をまたいで、だだっ広いオープンカーの助手席に乗り込み、男達と一緒に街へ繰り出して行ってるのが見えた。
「彼女もハッピーだから、あなたも、天国へ、行く?」 と聞いた。
男、「一方がハッピーであるためには、もう一方は、ハッピーではバランスが取れません、神もお困りでしょう。ですから俺は地獄へやってくれ」と、小心者ではなくなった、男はキッパリと言い放った。
亜麻色の髪の天使は、男にその場で結婚を申し入れた。
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