[過去ログ] 【ズバッと参上】坐禅と動中の工夫【ズバッと解決】 (1002レス)
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253(1): Hi-νガンダム ◆5WDpS6YY58k6 2022/01/23(日)19:27 ID:81OWpo6s(48/85) AAS
禅に参じようと思うなら、何としても禅を伝えた祖師達が設けた関門を透過しなければならない。
素晴らしい悟りを得るには一度徹底的に意識を無くすことが必要である。
祖師の関門も透らず、意識も絶滅できないような者は
すべて草木に憑り付く精霊のようなものである。
さて、それでは祖師の関門というものは一体どのようなものであるか。
ここに提示された一箇の「無」の字こそ、
まさに宗門に於いて最も大切な関門の一つに他ならない。
そこでズバリこれを禅宗無門関と名付けるのである。
この関門をくぐり抜けることができたならば、趙州和尚にお目にかかれるだけでなく、
同時に歴代の祖師達とも手をつないで行くことができ、
祖師達と眉毛どうしを結び合わせて、祖師と同じ眼で見たり、
同じ耳で聞いたりすることができるのだ。
なんと痛快なことではないか。どうしてこのような関門を透過しないでおられようか。
360の骨節と84、000の毛穴を総動員して、
全体を疑いの塊にして、この無の一字に参ぜよ。
昼も夜も間断なくこの問題を引っ提げなければならない。
しかし、この無を決して虚無だとか有無だとかいうようなことと理解してはならない。
あたかも一箇の真っ赤に燃える鉄の塊を呑んだようなもので、
吐き出そうとしても吐き出せず、そのうちに今までの悪知悪覚が洗い落とされて、
時間をかけていくうちに、だんだんと純熟し、
自然と自分の区別がつかなくなって一つになるだろう。
これはあたかも唖(おし)の人が夢を見たようなもので、
ただ自分一人で体験し、噛みしめるよりほかないのだ。
ひとたびそういう状態が驀然(まくねん)として打ち破られると、
驚天動地の働きが現われるだろう。
それは、まるで関羽の大刀を奪い取ったようなもので、
仏に逢えば仏を殺し、祖師に逢えば祖師を殺すという勢いだ。
この生死の真っ只中で大自在を得、迷いと苦しみの中でも
遊戯三昧の毎日を楽しむようなことになるだろう。
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