[過去ログ] 【天空時】悟りをひらいた人のスレ637【鬼・和尚】 (1002レス)
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27: 鹿角野 談円 2022/02/19(土)22:23 ID:haz0oCQf(1/11) AAS
>>7

これは、【 鬼 和 尚 】と名乗った、統失を患った一人の中年男性の妄想物語である。
(勿論、彼は和尚でもなければ、悟りなどひらいてない。)

昭和の中頃にある一地方都市で、某新興宗教を狂信する両親の長男として、一人の男児が生まれた・・・
彼は幼少期からの恵まれない環境の中で、ご多分に漏れず、おおよそ宗教の理想とする所とは正反対の環境で、今の歪んだ人格が形成されたのであった。

そんな環境下では当然の結果として性格は荒れ、小・中学校では多くの問題を起こし尽くし、辛うじて押し込められる様に入学させられた工業高校も、半年もしない内に退学!運良く少年院送致には至らず、その後職に就くも、長く続くこともなく、また、職場でも様々なトラブルを起こしていたのであった。
時には犯罪に手を染め、又、薬物にも手を出しては人の道から外れていった、幸か不幸か生来の小者の性格故に、数日の勾留を繰り返す程度であり、幸い大きな事件で新聞を賑わすほどの犯罪には至らなかった。

そんな折彼は、半ばやけっぱちになり、仕事をする事も面倒で面白くなく思うようになって行った彼は、『そうだ!生活保護を受給しよう』と思い付き、そしてそれを実行した、早速持ち前の乗りの良さで、詐欺師顔負けの《べしゃり》と小狡い論法で、福祉課の職員を誘導したり恫喝しながら、まんまと生活保護費受給に成功し、何の当ても無く生きていた。
その後も職を探す事なく、ふらふらと近所の深夜スーパー徘徊をして半額商品を漁る日々しか出来ない、限られた生活保護費に不満を覚え、悶々とする中で、僥倖の如く突然脳裡に閃いたことが有った、それは何らかの宗教に活路を見出す、と言うものであった。

続く
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