サイコパスの人の生き方 (95レス)
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17(1): 2019/01/20(日)08:20 AAS
「 サイコパスは社会の捕食者であり、生涯を通じて他人を魅惑し、操り、情け容赦なく我が道だけをいき、
心を引き裂かれた人や、期待を打ち砕かれた人や、からになった財布をあとにのこしていく 」
「 良心とか他人に対する思いやりにまったく欠けている彼らは、罪悪感も後悔の念もなく社会の規範を犯し、
人の期待を裏切り、自分勝手にほしいものを取り、好きなようにふるまう。彼らから被害を受けた人たちは、
驚きとまどい絶望的な思いで自問する。
『 あの人たちはいったい何者なのだ? 』『 どうしてあんなことができるのだろうか? 』」
「 友人も敵も同じように欺くことは、サイコパスにとってかんたんなことだ。詐欺、横領、他人になりすますこと、
インチキな株や値打ちのない土地を売りつけることなど朝飯前で、大なり小なりあらゆる詐欺行為を働くのだ。 」
「『 お金は木になるのよ 』と、詐欺行為と軽窃盗を何度も繰り返してきた女性のサイコパスは言っている。『 そんな
ことはないって人は言うけど、ほんとに木になるわ。でも、人をだまくらかしてお金を手に入れるなんてあんまり
したくないわね。だってあんまり簡単なんですもの! 』」
「サイコパスは家庭環境によるものではない。彼らの家庭環境がほかの犯罪者の家庭環境と違うという証拠はまったくない。
サイコパスでない犯罪者は、家庭環境の質によって犯罪行為に手を染める年齢が異なっていた。すなわち、もめごとを
抱えた恵まれない家庭環境出身の者は15歳くらい、比較的安定した家庭環境に育った者は24歳くらいだった。非常に
対照的なことに、サイコパスの場合には家庭環境の質は初めて犯罪を犯す年齢にまったく影響を与えておらず、
どちらの場合も14歳くらいだった。」
「ほとんどのサイコパスは、幼い頃に嘘をつく、人をだます、盗み、火遊び、学校をさぼる、暴力、いじめ、家出、
性的早熟、動物虐待など由々しい問題行動を見せ始める。 」
「嘘をつくことや人をだますことが習慣になっているような人々は、いずれそれを見破られる。すると彼らの力は
おおいに減退し、彼らはそそくさとほかの人間、ほかのグループ、ほかの隣人、ほかの町へと移っていく。」
ロバート・D. ヘア 『 診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち 』 (ハヤカワ文庫NF)
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