【記録】日本一のアホ高校ってどこ？2

【記録】日本一のアホ高校ってどこ？2 (360ﾚｽ)
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45: 名無しさん＠お腹いっぱい。 [] 2010/05/10(月) 19:37:00 ID:9CZ97n6j

格闘期 [編集]
新たな格闘は1970年代にはじまった。全国的に公立私立あわせた高校進学率が95%に達するようになったこの時期に、後期中等教育（高校教育）から取り残された5%の子供たちの教育への取り組みが開始された。
この5%の中には経済貧困や差別や障害によって教育の機会が奪われた子供たちがいた。
1971年から教育委員会の承認のもとで進学保障制度が実施され1974年には進学保障制度により全国で初めて知的障害者が公立全日高校へ入学した。高校の中で障害者と健常者が共生し、ともに学ぶ試みも開始された。

入学試験により勉強の出来る子供だけを受け入れてきた全日制公立高校にとって、この新しい試みは多岐にわたる試練を生徒や教員に与えたが、熱意と努力により一定の成果をうみ全国的にも高く評価された。
しかし、新しい試み、新しい価値観による教育はその恒として、批判や誹謗中傷の試練も受けなければならなかった。にもかかわらず、在校生や卒業生や保護者の支持を受けてその取り組みは進められた。

ところが、市長選挙をひかえ「芦屋にふさわしい進学高校」への教育方針の変更が選挙戦の目玉にされるようになった。それに伴い1986年7月、教育長が任期途中で交代した。それ以降、教育委員会は強権を発動。
教員の大量強制配転や入学選考で過去前例のない定員内での大量33名の不合格者を出すなどして学校体制の変更を図ろうとした。これにより、市教委の指示を受けた校長の命令によりすべての学校運営が行われるようになった。
しかし、それは学校の教育力の低下として結果することとなり、廃校へとつながっていった。

最底辺の生徒をも受け入れていた学校を成績のみで生徒を選別する学校に変更する政策は、市立芦屋高校とはほとんど無縁な市民層の指示を組織して進められたが、
市立芦屋高校を必要としていた市民層にとっては死活問題であった。また、最底辺の生徒の進路指導をも必要とした中学校にとっては大変な変更であった。
この変更により、当時98%以上に達していた芦屋市の高校進学率は全国平均以下の90%台前半まで低下した。

この間、50人に及ぶ障害者が高校で健常者と高校生活を共にして卒業していったことは特筆すべきことであった。

http://egg.5ch.net/test/read.cgi/record/1268389779/45

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