◆三島由紀夫の遺訓◆ (511レス)
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121: [] 2011/02/12(土) 19:30:40 ID:vqfm1rbS 私はしかしここでいま徴兵制度の復活を唱へるのではなく、もつとさまざまな形の自衛隊と国民との間の軍事訓練を 結び目とした接触が考へられてもよいと思ふわけである。 (中略) 現下日本は細説したやうに安保条約を通しての集団安全保障体制も捨てることはできない。また同時に、日本の 経済的復興によつて高揚してきたナショナリズムに立脚してきたところの国民精神の復興と、国民が自らの手で 国を守らうとする自主独立の精神をも無視することはできない。いかにしてこの二つを結合し、いかにして この二つに所あらしめるかといふことが私の発想である。すなはち陸上自衛隊の主任務が間接侵略対処であるなら これこそ国民の軍として適切なものである。ことにこの複雑な政治的状況下における間接侵略事態対処においては、 国民が真に軍隊を我々のための軍隊であると考へ、且つ局部的には日本人が日本人を殺すやうな悲惨な状態が 生じてもなほ且つ自衛隊を信頼して、それこそ国民の最終的な幸福のための軍事行動であると納得するためには、 これを最終的に我々自身の軍隊と考へなければならない。 三島由紀夫「自衛隊二分論」より http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/121
私はしかしここでいま徴兵制度の復活を唱へるのではなくもつとさまざまな形の自衛隊と国民との間の軍事訓練を 結び目とした接触が考へられてもよいと思ふわけである 中略 現下日本は細説したやうに安保条約を通しての集団安全保障体制も捨てることはできないまた同時に日本の 経済的復興によつて高揚してきたナショナリズムに立脚してきたところの国民精神の復興と国民が自らの手で 国を守らうとする自主独立の精神をも無視することはできないいかにしてこの二つを結合しいかにして この二つに所あらしめるかといふことが私の発想であるすなはち陸上自衛隊の主任務が間接侵略対処であるなら これこそ国民の軍として適切なものであることにこの複雑な政治的状況下における間接侵略事態対処においては 国民が真に軍隊を我のための軍隊であると考へ且つ局部的には日本人が日本人を殺すやうな悲惨な状態が 生じてもなほ且つ自衛隊を信頼してそれこそ国民の最終的な幸福のための軍事行動であると納得するためには これを最終的に我自身の軍隊と考へなければならない 三島由紀夫自衛隊二分論より
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