◆三島由紀夫の遺訓◆ (511レス)
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: 2011/03/08(火)10:35
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265: [] 2011/03/08(火) 10:35:55.50 ID:u5UNyE6e 一方目ざめたアジアは、アジア独特の思考によりベトナムや中共で西欧化に対するしたたかな抵抗の作戦を展開した。 それらはもちろん、地理的な条件やさまざまな風土的な条件の恵みによることはもちろんであるが、日本が 貿易立国によつて進まねばならない島国といふ特性を有しながらも、アジアの一環に属することによつて西欧化に 対する最後の抵抗を試みるならば、それは精神による抵抗でなければならないはずである。 精神の抵抗は反体制運動であると否とを問はず、日本の中に浸潤してゐる西欧化の弊害を革正することによつてしか、 最終的に成就されない道である。そのとき革新思想がどのやうな形で西欧化に妥協するかによつて、無限にその 政治的有効性の方向に引きずられていくことは、戦後の歴史が無惨に証明した如くである。われわれはこの 陽明学といふ忘れられた行動哲学にかへることによつて、もう一度、精神と政治の対立状況における精神の 闘ひの方法を、深く探究しなほす必要があるのではあるまいか。 三島由紀夫「革命哲学としての陽明学」より http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/265
一方目ざめたアジアはアジア独特の思考によりベトナムや中共で西欧化に対するしたたかな抵抗の作戦を展開した それらはもちろん地理的な条件やさまざまな風土的な条件の恵みによることはもちろんであるが日本が 貿易立国によつて進まねばならない島国といふ特性を有しながらもアジアの一環に属することによつて西欧化に 対する最後の抵抗を試みるならばそれは精神による抵抗でなければならないはずである 精神の抵抗は反体制運動であると否とを問はず日本の中に浸潤してゐる西欧化の弊害を革正することによつてしか 最終的に成就されない道であるそのとき革新思想がどのやうな形で西欧化に妥協するかによつて無限にその 政治的有効性の方向に引きずられていくことは戦後の歴史が無惨に証明した如くであるわれわれはこの 陽明学といふ忘れられた行動哲学にかへることによつてもう一度精神と政治の対立状況における精神の 闘ひの方法を深く探究しなほす必要があるのではあるまいか 三島由紀夫革命哲学としての陽明学より
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