◆三島由紀夫の遺訓◆ (511レス)
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: 2011/07/05(火)00:45
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426: [] 2011/07/05(火) 00:45:26.72 ID:BWcuqVwh 三島:ぼくはその問題はそういうふうに現代の問題として考えるのだけれども、文学の機能化ということと 文学と行動との問題はいつもからみ合っているというふうに考える。なぜなら、現代技術社会における行動とは その九九%までが、自分の機能によって縛られているもので、これは戦時中から「職域奉公」という思想で はじまっていた。文学にしたって同じなので、(中略)文学文学と言っていればいいかというと、それこそ受身で、 しらずしらずのうちに機能化されてしまっているということが現代なんだと思うな。(中略)平和な時代だと、 実に複雑なヴァリエーションに富んでいて、のんびり芋掘りの話を書いていても、文学好きの実業家の消閑の具に 使われているかもしれないから、うかうかしていられぬわけだ。(中略)文学をこういう「しらずしらず」の 機能化から目ざめさせるには、文学外の行動の必要が起ってくるのじゃないか。その弾運びだけが文学だという 状況が来るかもしれないのではないか。 三島由紀夫 中村光夫との対談「対談・人間と文学」より http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/426
三島ぼくはその問題はそういうふうに現代の問題として考えるのだけれども文学の機能化ということと 文学と行動との問題はいつもからみ合っているというふうに考えるなぜなら現代技術社会における行動とは その九九までが自分の機能によって縛られているものでこれは戦時中から職域奉公という思想で はじまっていた文学にしたって同じなので中略文学文学と言っていればいいかというとそれこそ受身で しらずしらずのうちに機能化されてしまっているということが現代なんだと思うな中略平和な時代だと 実に複雑なヴァリエーションに富んでいてのんびり芋掘りの話を書いていても文学好きの実業家の消閑の具に 使われているかもしれないからうかうかしていられぬわけだ中略文学をこういうしらずしらずの 機能化から目ざめさせるには文学外の行動の必要が起ってくるのじゃないかその弾運びだけが文学だという 状況が来るかもしれないのではないか 三島由紀夫 中村光夫との対談対談人間と文学より
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