[過去ログ] 【怪獣墓場】初代ウルトラマン【第35話】©2ch.net (1002レス)
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86: 2016/09/16(金)16:37 ID:7G13kgrs(1/2) AAS
怪獣という人知でなす術もない存在を一気に片付ける存在
それは自ずと超越した神秘的なものになって当然だろう
だからウルトラマンは当初そのルックスも相まってどこか得体の知れない神秘的なヒーローだった
「ウルトラマンという巨大ヒーローが怪獣を倒す」
これは最初は極めて特殊で新鮮なイベントだったのだ
ところがシリーズが進むに連れて、それは普通の風景になっていった
怪獣は特別な存在ではなくなり、ウルトラマンも怪獣を倒す役割が当たり前の存在になっていった
そこから神秘性が失われていったのは作品の構造上仕方のないことだったのだ
だからウルトラマンは時々新しい必殺技を繰り出したりしてその神秘性をかろうじて維持していった
固まりつつある概念を適時壊す必要があったわけだ
省2
87: 2016/09/16(金)16:38 ID:7G13kgrs(2/2) AAS
帰ってきたウルトラマンの時代には、かつて怪獣やウルトラマンが持っていた特殊な神秘性はほとんど失われていた
怪獣もウルトラマンもいて当たり前のものになった
誤解を恐れずに言えば陳腐化してしまったのだ
ウルトラマンが日常になってしまった以上、そこに新たな神秘性を付加するのは難しい
だから新マンはそれとは逆のベクトルに進んだ
「ウルトラマンの人間化」である
ウルトラマンが当たり前の存在なら、そこには弱さや苦悩があるはずだ
視聴者の興味はそこへフォーカスするはずである
こうしてウルトラマンは神秘のヒーローから等身大のヒーローへと属性を変えた
つまりスポ根要素が入ったからウルトラマンから神秘性が失われたのではなく、既に神秘性が失われていたからそこに人間的な属性が自ずと入ってくることになったというだけの事なのである
省2
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