日記 (73レス)
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46: ◆NYNc6fVyuU [] 2020/03/03(火) 17:56:45.71 ID:7zv5AErn0 この間片頭痛がしてから飛蚊症が酷くなった気がしたので閃輝暗点との関連性を少し調べてみた。 結論から言うと両者に直接的な関係は無い。 飛蚊症は眼球の硝子体に異常があるために細胞のような物が見える病気であるが、先天性と後天性でメカニズムは異なる。 胎児の眼球が作られているときには硝子体にいくつもの血管が通っており、本来であれば眼球の完成とともに血管はなくなる。 しかし稀に血管が完全に消えず、濁りとして残ることがある。これが先天性の飛蚊症の仕組みである。 対して後天性、つまり加齢によって発症する飛蚊症は硝子体の縮小によって引き起こされる。 硝子体の99%は水であるが、わずかに存在するヒアルロナン分子とコラーゲン分子が結合しゲル状になっている。 加齢と共にヒアルロナン分子が減少しコラーゲン分子が過剰になると硝子体が委縮し、内網膜との間に隙間が出来る。 このために網膜剥離や網膜裂孔といった重大な病気が引き起こされる。 40代以降で突然飛蚊症や視野異常、変視症などの症状が現れたらすぐに眼科を受診する必要があると言える。 とは言え、28歳の男性が飛蚊症の症状を訴えて、ブドウ膜炎を伴うheerfordt症候群と診断された症例もあることから年齢に関係なく注意が必要である。 『日本呼吸器学会誌44』「末梢神経障害が残存した完全型Heerfordt症候群の1例」 石渡 俊次, 小山 良, 本間 紀之, 藤井 充弘, 岩神 直子, 中尾 裕太, 岩神真一郎, 高橋 和久 www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/044100749j.pdf http://egg.5ch.net/test/read.cgi/ruins/1514458493/46
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