[過去ログ] 【集団遺伝学】「アイヌ人と渡来人の混血は7世紀が始まり」…国立遺伝学研究所 [転載禁止]©2ch.net (995レス)
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194(2): 白馬青牛 ◆MSPArYuLmJK6 2015/08/27(木)03:13 ID:nvC+IXWB(3/6) AAS
>>190
出典不明。
>>193
Y染色体は、あくまで単一遺伝標識で一つの遺伝子だけじゃ根拠にならんし、容貌や人種とも
関わらんよ。
尾本氏と海部氏の意見。
外部リンク[html]:www2.cc22.ne.jp
【試行私考 日本人解剖】第3章 ルーツ 座談会(3)遺伝子は語る
海部 実は、縄文人のmtDNAが多様だから顔立ちや体格も多様であったと言えるわけでは
ない。系統解析に用いているmtDNAやY染色体DNAと、顔立ちを決める遺伝子は別だ。
mtDNAやY染色体はあくまでもヒトゲノム(遺伝子セット)のごく一部で、系統解析に利用し
易いから使っているにすぎず、これらから個人の遺伝的特徴が全部わかるわけではない。遺伝子の
データの解釈は、一般に思われているほど簡単でない。
尾本 私は現代の世界26民族集団について、今では古典的遺伝標識と呼ばれる遺伝マーカーを
用いて系統関係を図示し、その中でアイヌ、本土日本人、琉球人の位置づけをした。図は血液
タンパク型およびいわゆる血液型の20種類のマーカーの対立遺伝子頻度を用いたもの。多数の
マーカーを使うことによってサンプリングエラーの影響を除外できる。
現在ではDNAそのものを調べることが容易になり、非常に多くの情報をもたらしてはくれるが、
やはり1種類のデータのみで集団の由来を考えるのは慎重でありたい。小規模集団では遺伝子が
ある世代でがらりと変わる 「遺伝的浮動」が起きる可能性が大きいので、細かく断定するのは
危険。 考古学なども含め他の研究との相互検証が必要だろう。」
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