[過去ログ] 日本史上最低のゲイ右翼、三島由紀夫を叩くスレ (326レス)
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157: 2010/02/28(日)13:29 ID:9mzM357v(1/5) AAS
私の貧しい感想が、この本に何一つ加へるものがないことを知りながら、次の三点について読者の注意を
促しておくことは無駄ではあるまいと思ふ。
第一は、もつとも苛烈な状況に置かれたときの人間精神の、高さと美しさの、この本が最上の証言をなしてゐることである。
玉砕寸前の戦場において、自分の腕を切つてその血を戦友の渇を医やさうとし、自分の死肉を以て戦友の飢を
救はうとする心、その戦友愛以上の崇高な心情が、この世にあらうとは思はれない。日本は戦争に敗れたけれども、
人間精神の極限的な志向に、一つの高い階梯を加へることができたのである。
第二は、著者自身についてのことであるが、人間の生命力といふもののふしぎである。
舩坂氏の生命力は、もちろん強靭な精神力に支へられてのことであるが、すべての科学的常識を超越してゐる。
三島由紀夫
「序 舩坂弘著『英霊の絶叫』」より
158: 2010/02/28(日)13:29 ID:9mzM357v(2/5) AAS
あらゆる条件が氏に死を課してゐると同時に、あらゆる条件が氏に生を課してゐた。まるで氏は、神によつて
このふしぎな実験の材料に選ばれたかのやうだ。(中略)
体力、精神力、知力に恵まれてゐたことが、氏を生命の岸へ呼び戻した何十パーセントの要素であつたことは
疑ひがないが、のこりの何十パーセントは、氏が持つてゐたあらゆる有利な属性とも何ら関はりがないのである。
それでは、ひたすら生きようといふ意志が氏を生かしてゐたか、といふと、それも当らない。氏は一旦、はつきりと
自決の決意を固めてゐたからである。
三島由紀夫
「序 舩坂弘著『英霊の絶叫』」より
159: 2010/02/28(日)13:30 ID:9mzM357v(3/5) AAS
氏が拾つた命は、神の戯れとしか云ひやうがないものであつた。その神秘に目ざめ、且つ戦後の二十年間に、
その神秘に徐々に飽きてきたときに、氏の中には、自分の行為と、行為を推進した情熱とが、単なる僥倖としての
生以上の何かを意味してゐたにちがひない、といふ痛切な喚起が生じた。その意味を信じなければ、現在の生命の
意味も失はれるといふぎりぎりの心境にあつて、この本が書き出されたとき、「本を書く」といふことも亦、一つの
行為であり、生命力の一つのあらはれであるといふことに気づくとは、何といふ逆説だらう。氏はかう書いてゐる。
「彼ら(英霊)はその報告書として私を生かしてくれたのだと感じた」
(中略)そして氏の見たものは、他に一人も証人のゐない地獄であると同時に、絶巓における人間の美であつた。
三島由紀夫
「序 舩坂弘著『英霊の絶叫』」より
161(1): 2010/02/28(日)17:50 ID:9mzM357v(4/5) AAS
>>160
よく知らないからって、安易なカテゴリーでレッテル貼りしても、見解がズレてて何の説得力ない煽りでした。
164: 2010/02/28(日)22:57 ID:9mzM357v(5/5) AAS
>>162
またレッテル貼りか。
そういうふうに簡単に知りもしない相手を見下すあんたがもっと人生修業すべきでしょう。
三島読者と聞けばネットウヨとか決めつけるその無知自体があんたの間抜けを晒してますよ。
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