[過去ログ] 【評論】言葉の意味ずらす、今の政治 批判逃れの「見事な技術」 [08/01]©2ch.net (72レス)
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(11): 紅あずま ★@無断転載は禁止 ©2ch.net [ageteoff] 2017/08/01(火)08:18 ID:CAP_USER9(1/2) AAS
言葉の意味ずらす、今の政治 批判逃れの「見事な技術」
野矢茂樹:東大教授(哲学)
朝日新聞:2017年8月1日07時25分
外部リンク[html]:www.asahi.com

 様々な言葉を繰り出して議論を交わし、時に追及をかわす政治家たちの術。
「印象操作」「怪文書」「こんな人たち」という発言を例に、野矢茂樹・東大教授に論理的にひもといてもらった。

 最近の政治の場面におけるやりとりを見ていると、言葉の使い方に関して、たいへん勉強になる。

 まず、安倍晋三首相からは答えたくない質問への応答の仕方を学ぶことができる。
例えば、相手が自分の瑕疵(かし)を明らかにする目的で何か問いを発したとしよう。そのとき、軽々に答えはしない。
「あなたの前提が間違っている」と切り返す。私に瑕疵があると考えてそんな質問をするのでしょうが、私に瑕疵はない、と自分を正当化する論を展開する(この部分は長く続くほどよい)。
省22
2
(2): 紅あずま ★@無断転載は禁止 2017/08/01(火)08:19 ID:CAP_USER9(2/2) AAS
>>1の続き

 安倍首相の「こんな人たち」発言に対して、菅氏は「選挙運動というのは自由だ」と述べてそれを弁護した。
つまり、安倍首相の発言は選挙運動における応援演説として適切な範囲のものだというのである。
しかし問題は応援演説としての適切性ではなかった。菅氏はここで、批判のポイントをずらしている。
批判されたのは、「こんな人たち」という発言に示された首相の人柄や考え方、つまり、反対派を一蹴して拒否するような人は首相としてどうなのか、という点であった。
しかし菅氏は「首相として」という観点を「応援演説として」という観点にずらした。相手と同じ土俵に立たないというのは、批判から逃れるときの有効な戦術と言えよう。

 だが、こうしたことを学ぶのは、あくまでもこんなやり方に騙(だま)されないためである。言葉をねじ曲げるようなやり方を自ら振り回すべきではない。言葉を大切にしない人を、私は信用する気にはならない。


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