[過去ログ] 【アッキード事件】元NHK相沢記者が語る「森友事件の本質」と「移籍の思い」 スクープネタがニュース7の最後に★7 (1002レス)
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383(1): 2018/10/01(月)00:53 ID:eWxqvuMN0(6/18) AAS
>>373
涙なしでは語れない島唄
ウージの森(さとうきび畑)であなたと出会い
ウージの下(さとうきび畑の下の洞窟)で千代にさよなら
日本軍は手榴弾を渡して全員自決しろと言ったが
手榴弾の多くは不発で死ねなかった
だから家族で殺し合いをさせられた
そのおばあの話を元に作られたのが島唄
(宮沢和史の旅する音楽:その1)たった一人のために
「島唄(しまうた)」は、本当はたった一人のおばあさんに聴いてもらいたくて作った歌だ。
91年冬、沖縄音楽にのめり込んでいたぼくは、沖縄の「ひめゆり平和祈念資料館」を初めて訪れた。
そこで「ひめゆり学徒隊」の生き残りのおばあさんに出会い、本土決戦を引き延ばすための「捨て石」とされた激しい沖縄地上戦で
大勢の住民が犠牲になったことを知った。
捕虜になることを恐れた肉親同士が互いに殺し合う。極限状況の話を聞くうちにぼくは、そんな事実も知らずに生きてきた無知な自分に怒りさえ覚えた。
資料館は自分があたかもガマ(自然洞窟<どうくつ>)の中にいるような造りになっている。このような場所で集団自決した人々のことを思うと涙が止まらなかった。
だが、その資料館から一歩外に出ると、ウージ(さとうきび)が静かに風に揺れている。この対比を曲にしておばあさんに聴いてもらいたいと思った。
歌詞の中に、ガマの中で自決した2人を歌った部分がある。「ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら」という下りだ。
「島唄」はレとラがない沖縄音階で作ったが、この部分は本土で使われている音階に戻した。2人は本土の犠牲になったのだから。
2005年8月22日 朝日新聞(朝刊)
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