[過去ログ] 新刊・増刊・増刷スレ 第122刷 (1002レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
387
(1): 2022/01/01(土)00:18 ID:sd4MkJeh(1/9) AAS
新年好!
世界労働者人民大団結万歳。

「起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し ♪
醒めよ我が同胞 暁は来ぬ
暴虐の鎖 断つ日 旗は血に燃えて
海を隔てつ我等 腕結びゆく

いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
あぁ インターナショナル 我等がもの
いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
あぁ インターナショナル 我等がもの
省8
392
(3): 2022/01/01(土)12:56 ID:sd4MkJeh(2/9) AAS
宮刑の屈辱をして執筆へのエネルギーに転化せしめたのなら、われわれも教えられるところ大きい。私もこの年末年始には1日2冊の読了を自らに課した。はるか昔、恩師は「専門書1日60頁主義」を唱えた。簡単なようでいて、難しかった。なお黒田寛一『読書のしかた』(こぶし書房、1970)が参考になる。
405
(1): 2022/01/01(土)14:36 ID:sd4MkJeh(3/9) AAS
>貴殿は団塊の世代の方でしょうか?

とんでもない。そのかなり下の世代。ところで陸士首席で卒業したある先生から昔、次のような話を聴いた覚えがある。その先生が陸士生徒であった当時、陸士、陸大でトップだったあの辻 政信が来校した。自らも陸士を首席で卒業したかった彼は「どうしたら首席になれるのか?」を尋ねたという。それに対し辻は「一冊の本を25回読め」と答えたという。それを忠実に実行したその先生は陸士首席、陸大にも学んだ。ただ皮肉なことに直後の敗戦の結果、GHQの通達により「職業軍人」として東大等への進学につき制約を受けたそうな。同じく先輩のなかには、団藤『刑法綱要(総論)』を50回読み込んだ方もあった。頭に体系を精密にトレースしたらしい。また防大出身のある弁護士は当時の「ダットサン」で民法を学び合格、長い間「『戦争』(当人談。口頭弁論のこと)」に出かける前にも、それを一読してから「出陣」した、と述べていた。それらは今の試験勉強とは異次元の姿であろうか。
406
(1): 2022/01/01(土)14:58 ID:sd4MkJeh(4/9) AAS
>>393

先述の黒田の『読書の仕方』も「(全学連の諸君の求めに応じ)獄中の学生らに向け、みずから進んで求めたわけではない長期拘留の生活を自己形成のためにいかに逆用すべきかということについて、とりわけ獄中での精神的活動について、(後略)8頁以下」どのように学んで行けばよいかにつき、語ったものだ。
それはご指摘の大杉栄の「刑務所学問」の影響であったことに間違いあるまい。ちなみに大杉は千葉監獄に収監されたとき、大変な勉強をしたらしい。有名な「語学修得」の他にも、各国の無政府政党の機関紙の合本や無政府主義の書物すら読み込んだという。当時の獄吏もいい加減で、適当な表題をつければ通ってしまったようだ(植村 諦「大杉栄の思想と生涯」『光を掲げた人々』新興出版社、1956)42頁。
417
(1): 2022/01/01(土)17:25 ID:sd4MkJeh(5/9) AAS
異論はよい。批判も歓迎だ。だが、強度の思い込みゆえにか「自演」だのと誤解する向きが一部にある。あまつさえ、元旦早々からの「豚野郎」等々の悪罵はいかなる理由によるものであろうか。学問とは「人格の陶冶」のためにあるともいう。司法試験受験生を自称するのなら、そうした幼稚性を矯正せねば、たとえ合格し易いときく現行試験であってさえも、合格にまで今少しの時間を要するのではあるまいか。婆心ながら、新年に当たりご忠告申し上げる。
420: 2022/01/01(土)17:39 ID:sd4MkJeh(6/9) AAS
>>407

団藤先生の定型説に象徴される如く、精緻な体系を構築することにより外部からの不当な干渉を排除する。こうしたドイツ流の思考は、戦前の日本のような状況下ではやむを得ない選択であったと考える。またその論理性の高さゆえに、一を聞いて十を知る如き若き俊才受験生ほど法的推論を働かせて早期の理解に至る。旧試・口述での藤木英雄先生や渥美東洋先生らに関わる伝説(試験委員が舌を巻いた)は、そうした要因によるものではないかと思われる。
427: 2022/01/01(土)21:19 ID:sd4MkJeh(7/9) AAS
マルクス主義からの国家論のみならず、現象形態としてはラグビーW杯や五輪において地域性の要素が見受けられる。その視点からすれば、地域社会においては「住民」との概念がより尊重されてもよいはず。したがって「特定のイデオロギーや民族性を排さなくてはならない」というのであれば、むしろ地域社会でこそ当該地域の具体的な事情を勘案した、法律とは異なる独自な観点を包摂した条例の制定が望まれる。まして「共生」が核心的なテーゼであるのならば、国籍や民族といった属性に何の優越性が認められようか。
430
(2): 2022/01/01(土)23:20 ID:sd4MkJeh(8/9) AAS
年賀状が届いた。そのうち遠くに住む学部生時代の友人からは昨年、多くの病に侵され散々な1年であったと添え書きしてあった。明るく健康であった彼の印象からはおよそ想像できないものである。思うに、若い時分には想像だにしなかったことだが、人生において自由に勉強できる時間は案外少ない。それゆえ過日亡くなった木川統一郎先生は「睡眠時間はたっぷりとり、その代わり起きている時間はすべて勉強せよ」と説いた。むろんその場合、好きな勉強であれば長期に亘り独身でもラーメン・ライスでも我慢ができよう。
431
(1): 2022/01/01(土)23:24 ID:sd4MkJeh(9/9) AAS
(続き)
しかし、多くの場合に誰かの忍耐や犠牲の上でのそれになることが多い。旧試なら、修習生になるのが30歳前後。それまでは、就職で安定収入を得、この時期スキー等で遊びに出かけるとの同級生らを尻目に、年末年始なく机に向かう日々が続く。いったい受かることができるのだろうか、との不安を抱きつつ。私の場合は、当時流行った都心部のビル宿直バイトで一人元旦を迎えた(大みそかは缶ビールで)。結婚前の家内が、手作りのおせちを届けてくれた。ささやかだが、うれしかった。この時期になると毎年それを思いだす。感謝の念で一杯だ。今年こそ、受験生ならびに周囲の方々になる真摯なご努力が報われることを願う。諦めてはいけない。
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 1.978s*